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LGエナジー、ポーランド工場増設 フォードへのバッテリー供給2倍に

    • LGエナジーソリューションのクォン・ヨンス副会長

    LGエナジーソリューションが米国完成車メーカーのフォードに供給するバッテリーの量を2倍に増やすことにした。電気自動車市場が急速に拡大する一方、バッテリー不足現象は激しくなり、完成車メーカー各社の韓国バッテリー会社へのラブコールが後を絶たない。

    22日、LGエナジーソリューションはフォードの人気電気自動車モデルである「マスタングマッハE」と電気商用車である「Eトランジット」の販売拡大に伴い、バッテリー供給を追加的に増やしていくと明らかにした。このため、来年までにポーランド工場のフォード電気自動車用バッテリー生産ラインの規模を従来比で2倍に増設し、その後も順次増設を続ける計画だ。LGエナジーソリューションは2020年下半期からマスタングマッハEとEトランジットにバッテリーを供給してきた。マスタングマッハEは昨年だけで5万5000台以上のグローバル売上台数を記録した。人気に支えられフォードはマスタングマッハEの生産量を持続的に拡大している。

    LGエナジーソリューションはすでにフォードのライバル会社であるGMと合弁してバッテリーメーカー「アルティアムセルズ(Ultium Cells)」を設立し、同社は米国オハイオでパウチ型バッテリーを生産している。続いてテネシーとミシガン州でもそれぞれ第2工場、第3工場を建設している。LGエナジーソリューションは先月、アリゾナに追加工場を建設しようとした計画を為替レートの急騰と景気減速の展望などで保留したが、完成車メーカーのラブコールにより結局既存のポーランド工場増設を決定した。業界ではフォードの立場から見てライバルGMの同盟軍であるLGエナジーソリューションに増設を要請するほどに、完成車メーカーがバッテリー確保に死活をかけていると分析されている。
  • 毎日経済 | ウ・ジェユン記者 | 入力 2022-07-22 17:42:06