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サイズや薄さ競争は昔のこと LG電子・サムスン電子が「IFA 2022」で強調したポイント

    • LG電子の展示場を訪れた観覧客がLGオーレッドフレックス(FLEX)を体験している。[写真提供=LG電子]

    2日(現地時間)、ドイツのベルリンで開幕した欧州の最大家電展示会「IFA 2022」でサムスン電子とLG電子が消費者の新しい生活様式と好みを考慮したテレビを続々と披露した。グローバルテレビ市場を代表する両社が過去には厚さ競争と大きさ競争、画質競争などを行ったとすれば、今では消費者がテレビを使用する方式をめぐって新たに競争する構図を形成した。

    2010年以前までテレビメーカーはいわゆる「大きさ競争」を繰り広げた。誰がより大きいサイズの液晶テレビ(LCDテレビ)を作るかをめぐって熾烈に競争した。しかし、LCDパネルの大きさが100インチ以上に大きくなり、サイズ競争は無意味になった。その後、2010年代半ばには厚さ競争が繰り広げられた。パネルの厚さを2ミリメートル台、3ミリメートル台に減らす競争が激しかった。その後、有機発光ダイオード(OLED)などをめぐって画質競争も続いた。

    一方、今年開かれた「IFA 2022」では状況が変わった。ここでサムスン電子とLG電子が競争した製品は消費者のライフスタイルを考慮した製品だった。代表的にゲーミング機能が強調されたスマートテレビとモニターが中心に置かれた。サムスン電子はストリーミングゲームプラットフォーム連動サービスである「ゲーミングハブ」と共に曲線型のゲーム用モニター「オデッセイアーク(Odyssey Ark)」を披露した。LG電子は42インチOLEDテレビの「フレックス」を発表した。この製品は最大900R範囲内で20段階に画面が曲がる程度を細かく調節できる。

    芸術作品の鑑賞機能を強調する製品も紹介された。サムスン電子はベゼルを額縁の形で構成した「ザ・フレーム」を展示した。今年適用した「マットディスプレイ」は光の反射を減らし作品固有の色味と質感を鑑賞するのに役立つ。

    LG電子もオーレッド・オブジェコレクションの「Posé」を通じてテレビの審美的な機能を強調した。外観はファブリックを適用し、家のどの空間に置いてどの角度から眺めてもインテリア家具や小物のような感じを与える。オーレッドギャラリーサービスを通じて芸術作品を鑑賞することができ待機モードを活用すればユーザーが希望する写真と映像を映すことができる。
  • 毎日経済 | ベルリン=チョン・ユジョン記者 | 入力 2022-09-04 17:09:55