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ポスコ浦項製鉄所が早ければ13日にも正常化、連休期間中に3万人が復旧に総力

    • 10日から稼動を始めたポスコ浦項(ポハン)製鉄所の3高炉から銑鉄を外に取り出す出銑作業が行われている。[写真提供=ポスコ]

    49年ぶりに史上初めて全面稼動中断になった浦項製鉄所の正常化作業が秋夕(チュソク、旧盆)の連休中に進行された。ポスコは12日、1日平均8000人以上、連休期間中に計3万人以上が浦項製鉄所の復旧に投入されたと発表した。復旧作業にはソウル・浦項・光陽(クァンヤン)のポスコ役職員と直営整備・協力会社などが参加した。

    休風(一時的に稼動を停止すること)中だった3つの高炉も順次稼動した。ポスコは「今月10日の第3高炉に続き早ければ13日までに残りの2つの第2・4高炉も正常稼動に入る計画」と説明した。

    高炉稼動は高炉が使えなくなる状況を防ぐために行われる。休風が長くなると中にある溶銑が固まって外に取り出しにくくなる。したがって溶銑を取り出して不純物を除去する製鋼作業を経た後、半製品のスラブ(溶銑を固めた鉄鋼)の形で浦項製鉄所に保管するか、光陽製鉄所に送るというのがポスコの計画だ。高炉から出た溶銑を処理するための製鋼設備も一部再稼動を始めたという。

    最も大きな台風被害に遭った後工程施設である圧延ラインでは依然として排水・泥除去作業が進行中だ。ポスコの関係者は「地下施設の復旧が終えられてこそ正確な被害規模の推算と圧延ラインの復旧・稼動計画が立てられるだろう」とし「取引先の被害を最小化するために光陽製鉄所は最大生産体制に切り替え非常出荷対応班を13日から稼動する」と話した。今回の浦項製鉄所の浸水は近くの河川(冷川)が突然氾濫したことが原因だ。冷川の氾濫で浦項製鉄の下部工程が被害に遭った。
  • 毎日経済 | イ・ユソプ記者 | 入力 2022-09-12 17:11:20