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現代自動車のジェネシス、ベンツのC250 4MATICなど…セダンも今や4駆駆動の時代
- 「一般的なセダン＝前輪駆動、高級セダン＝後輪駆動」というこれまでの観念をやぶり、国内で4輪駆動方式のセダンの販売が急増している。冬には大雪、夏には大雨が多く、わが国では前輪駆動や後輪駆動よりも4輪駆動が効果的だという判断のためと分析される。現代自動車は、「昨年販売されたジェネシス（3万7700台）のうち63％が4輪駆動だった」と明らかにした。現代自動車の関係者は、「今年も4輪駆動の割合は着実に増える傾向を見せている」と付け加えた。現代自動車はこれまで、4輪駆動システムをRVにのみ採用してきたが、2013年12月に初めて『ジェネシス』にセダン用4輪駆動システム「HTRAC」を組み込んで出荷した。結果は爆発的だった。予想を覆して、後輪駆動よりも高価な4輪駆動を選んだ消費者がより多かった。
< 現代自動車のジェネシス / メルセデス・ベンツのC250 4MATIC >
4輪駆動に対する選好度は、高級輸入車ブランドでも強く現れている。ジェネシスが競争しているドイツの高級セダンのブランドも、ほとんどが後輪駆動と同時に4輪駆動セダンを販売している。特に、4輪駆動セダンの販売比重が後輪駆動よりも高いモデルがますます増えている。
代表的なところがメルセデス・ベンツだ。ベンツは「昨年、4輪駆動として発売した4MATICセダンは、前年同期との対比で3倍以上売れた」と明らかにした。
2013年、4輪駆動セダン市場で5つのモデルで2779台を販売していたベンツは、4輪駆動セダンの顧客の爆発的な呼応を背に受けて、昨年はモデル数を13種に大きく増やした。その結果、販売台数は9731台に急増した。BMWも事情は似ている。昨年、BMWの4輪駆動セダンは国内で8658台が販売され、前年同期との対比で57.6％増加した。2013年の4輪駆動セダンの販売台数は5000台にも満たなかった。
乗用車用の4輪駆動システムを最初に開発したアウディは、小型ハッチバック『A1』から大型セダンである『A8』まで、4輪駆動の「クワトロシステム」を適用している。アウディはほとんどのセダンにクワトロが採用された状態で販売されている。
ベンツの関係者は「最近、国内で大雪など悪天候が頻繁になったことから、消費者も高級セダンを購入する際に、後輪駆動ではなく4輪駆動車を好む傾向がはっきりしている」とし、「4輪駆動モデルの導入をさらに増やす計画だ」と明らかにした。 - 毎日経済_ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-02-12 04:01:02
