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ヨウカーの力…生産誘発効果18兆6000億・雇用効果34万人
韓国観光公社
- 昨年、韓国内でヨウカー（中国人観光客）の観光による効果が、乗用車70万台を輸出したのとほぼ同じ効果を出したことが分かった。
15日、韓国観光公社によると、昨年に韓国を訪れたヨウカーは612万7000人で、前年の283万7000人に比べて41.6％増加した。全体の外国人観光客に占める中国人の割合も前年の35.5%から43.1%へと大幅に高まった。
これにより、昨年ヨウカーが創出した国内生産誘発効果は18兆6000億ウォンに達すると推算された。ヨウカー1人当たり303万4257ウォンに達する額だ。現代自動車が米国で販売したグレンジャー・ソナタ・アバンテなどの平均価格が2万4284ドル（2664万ウォン）であることを考慮すると、ヨウカーが69万8200万台の輸出効果を出したわけだ。
また、ヨウカーの訪韓による雇用誘発効果は34万人にもなると推定された。ヨウカー1当たり0.06人の雇用を作ったわけだ。韓国観光公社によると、今年の中国人観光客の訪韓は720万人になると予想され、生産誘発効果も22兆ウォンに一気に増えると予想される。
中国観光客は韓国の観光業界で「大手顧客」として通じる。観光客が多いだけでなく、1人当たりの観光費の支出も外国人の平均値をはるかに上回るからだ。
観光公社が昨年、ミルワード・ブラウン・メディアリサーチに依頼し、入国した外国人を対象に実施した調査でも、中華圏の観光客の1人当たりの平均旅行費用は2204.5ドルで首位を占めた。文化体育観光部と観光公社が中国人観光客の誘致に死活をかけているのもこのような事情に起因する。
政府が積極的に推進中のぼったくり料金と不親切のない安心店舗の大挙指定、総合病院敷地内の医療観光客宿泊施設の許可、韓国旅行の優秀商品100選の発掘、中国語の通訳案内士1000人の追加配置、中国語観光案内板の拡充などは、ヨウカーの誘致のための方策だ。中国現地で韓国観光博覧会を開催するなど、ヨウカーの直接攻略にも乗り出す。
政府関係者は「2020年には訪韓ヨウカー1000万人時代が開かれる可能性があるものとみられる」とし「高額ショッピングの潜在力が大きなヨウカー誘致を通じて観光業を将来の成長産業として一段階格上げする」と述べた。 - 毎経ドットコムデジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-02-15 09:38:52
