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名節中にコンビニで売れるもの…住宅街では「花札」普段の200%UP

韓国人は郊外アウトレットに、外国人は都心の百貨店に分化 

  • コンビニは名節(ソルラル、秋夕)の連休でも大概は休むことなく営業するため連休期間の消費者たちのニーズを確認することが出来るバロメータだ。コンビニCUが2014年のソルラル(旧正月)と秋夕(チュソク)の連休期間の商品別売上げ動向を分析した結果、住宅街では花札とユンノリのような娯楽用品が、工業団地近郊など産業地帯ではインスタント食品類の売上げ増加が目立つことが分かった。

    住宅街に位置するコンビニの場合、名節を迎えて集まった家族と知人たちの遊び用に娯楽用品が需要を大きく伸ばし、ソルラル直前の週と比べて伸び率は205.6%に達した。主に子供のプレゼント用に購入される小型玩具が183.6%でその次に続き、チャレ(茶礼)用の清酒と薬種の販売も大きく伸びた。

    一方で、工業団地近郊など産業地帯では『ヘッパン』(レトルトご飯)などインスタント食品類が名節の際に普段よりも二倍以上売られていた。名節の連休に店を休む飲食店が多くなり、帰省できなかった人々がコンビニのインスタント食品を探すものと思われる。弁当なども名節の前週と比べて30%以上多く販売された。

    帰省、帰郷する人々によって国道沿いなどに位置するコンビニも名節特需を上げていることが明らかになった。ロッテ百貨店が昨年のソルラルと秋夕当日の売上げを分析した結果、利川・坡州など郊外型アウトレットの一日の売上げが普段より2.6倍高まり、ショッピングと共に外食をするために出かける家族単位の訪問客の影響により飲食料の一日の売上げは普段より3倍以上高まった。

    一方で本店などソウル都心に位置する店舗は春節期間に合わせて押し寄せる中国人顧客によって連休期間の休みを二日から一日に短縮し、彼らを対象としたカスタマイズマーケティングを実施している。ロッテ百貨店側は今回の春節連休中、中国人訪問客数が普段より2.5倍伸び、昨年の春節よりも50%以上多くの中国人顧客の訪問を予想している。
  • 毎日経済_チャン・ヨンソク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-02-16 13:10:06