記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 総合

ハンファ、中国ワンシャン(萬向)グループに二次電池設備を供給

  • ハンファは中国最大の自動車部品会社であるワンシャン(萬向)グループに、二次電池の装備を供給する。

    ハンファの高位関係者は先月31日、「(株)ハンファが中国のワンシャングループと2次電池の活性化ラインの供給契約を締結した」とし、「220億ウォン規模の設備ラインをターンキー(一括入札)方式で受注した」と語った。

    ワンシャンは昨年、米国の代表的な電気自動車メーカーのフィスカー(Fisker Automotive)社を買収・合併(M&A)するなど、積極的に外縁の拡張に乗り出して「中国版テスラ」と呼ばれている企業だ。

    2013年には米国のリチウムイオンバッテリーメーカーのA123システムズ(A123 Systems)を買収するなど、米国や中国内で電気自動車の生産計画を立てている。

    二次電池の製造工程は、陽極・陰極板を作る極板と、これを組み立てて電池の形態に作る組立ライン、組み立てられた製品に電気的特性を吹き込む活性ラインなど大きく3つの部分に分類される。今回、ハンファが受注した機械は電池生産の最後の段階である活性化プロセスの設備だ。

    ハンファはこれとは別に、他の中国企業とも200億ウォン規模の設備の供給契約も進めていると伝えられた。ハンファの高位関係者は、「今後は中国や北米などの二次電池の国外市場のターンキー受注を拡大する計画だ」と語った。業界関係者は、「ワンシャングループは最近、米国や中国内での電気自動車の販売計画を明らかにし、大々的に市場拡大に乗り出している」とし、「昨年買収したフィスカーを通じて電気自動車の生産を増やし、テスラとの競争を繰り広げるだろう」とした。

    ハンファは設備の輸出と関連し、来年を起点に半導体プロセス設備の市場での事業領域を拡大することが伝えられた。

    (株)ハンファ機械部門のソーラー事業部が、新規市場の開拓に主導的な役割を担う見通しだ。これまでハンファはハンファQセルなど、主にグループの太陽光発電系列社でセル・モジュールの生産ラインの設備をターンキー方式で納品し、国産化の経験を積んだ。

    ソーラー事業部はこれを土台に、セル工程設備と製造過程が類似した半導体設備市場に進出する計画に、内部的に取り組んでいる。
  • 毎日経済 キム・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-12-31 16:44:30