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イシス、日本内11万店舗にマスクパック供給

    • < イシスのハ・テシク代表が日本輸出用マスクパックを広報している >

    化粧品業界では「Kビューティー」の原動力がコスマックス(Cosmax)や韓国コルマー(Kolmar)のような製造業者開発生産(ODM)専門企業だと言われている。最近、国内と中国で大きな人気を得ているマスクパックも同じだ。京畿道始興に本社を置くイシス・インターナショナル(ISIS)は、国内のマスクパックODM分野で最大の企業ではないが、技術力では最も引き立つ企業だ。日本国内1位のブランドへの供給を独占しており、最近では国内1位のブランド「メディヒール(Mediheal)」への納品も始めた。差別化されたデザインと技術で市場のトレンドを導いている。

    イシスを設立したハ・テシク代表は貿易業をしていたとき、化粧品の可能性を予見して2007年にイシスを設立した。ハ代表は設立当初から、日本のブランドを戦略的に攻略した。現在、日本国内1位の化粧品ブランドである「ピュア・スマイル(Pure Smile)」がマスクパックの95%をイシスに任せている。

    ハ代表は「ピュアスマイルのマスクパックが並べられた日本国内のオフライン店舗だけで、11万6000カ所に達する」とし「日本で積んだ実力を土台に、中国、台湾、香港、ロシア、米国などに輸出先を広げた」と説明した。

    イシスはマスクパックの価値を「機能」から「個性」に拡張した主人公だ。業界では初めてマスクパックに柄を印刷する「プリンティングマスク」を開発した。動物の形、人気アニメのキャラクター、国旗などの様々な模様をプリントしたマスクパックは、韓国内はもちろん、日本、中国で爆発的な人気を得ている。

    ハ代表は「プリンティングマスクパックは日本だけで毎月150万枚ずつ売れるほど人気が高い」とし「最近は、血液循環促進などの機能性を強調した製品を開発することに注力している」と述べた。現在は始興、華城の2カ所の工場で毎月100万枚のマスクパックを製造しているが、設備の自動化が仕上がれば、生産能力は6倍に増える見通しだ。2014年、イシスの売上高は160億ウォンで、約90%を海外から稼いでいる。
  • 毎日経済 チョン・スンウ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-03 17:14:52