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時計・下着・化粧品…ファッション・ビューティ業界も「赤い猿マーケティング」

  • 「赤いサル」年である2016年を迎え、ファッション業界とビューティ業界で赤いサルマーケティングにピッチを上げている。2016年の動物であるサルは、2013年の青い馬(チョンマ)、2014年の青い羊(チョンヤン)が新年が始まる2カ月前からマーケティングに活用されたのに比べて、相対的に低調なほうだ。しかし、新年に入って消費者の閉じられた財布を開くためのファッション、ビューティ業界の「12干支の動物マーケティング」が目立っている。特に、ファッション・ビューティ業界の外国企業のサルマーケティングが目を引く。

    スウォッチ(Swatch)は2016年の赤い申年を記念する「ラッキーモンキーズ(Lucky Monkeys・10万3000ウォン)」を発売した。事実、干支の動物という意味自体は韓国と中国、日本ほどだけに存在する概念であるため、海外ブランドがアジアを狙った製品を出したものと見ることができる。「ラッキーモンキーズ」製品のダイヤルには赤いサルが描かれている。スウォッチならではのシリコンストラップも赤い色で表わした。

    ロレアルのジョルジオ・アルマーニ・ビューティ(Giorgio Armani Beauty)ブランドでは、限定で「チャイニーズ・ニューイヤー・ハイライト・パレット(Chinese New Year Palete)」を国内でも発売した。2016年の申年を記念してサルの形を刻んだサテン感触のヌード・ティンテッド圧縮パウダーを出した。パウダー自体にもサルを刻み、パッケージデザインは赤いサルを象徴する濃い赤と黒にした。

    国内では下着ブランドのサルマーケティングが活発だ。ヴィヴィアン(Vivien)はサルのキャラクターが刻まれた男女カップルパジャマと男性トランク下着を15日から販売することにした。BYCもやはり新年初の新製品として、男性用下着2種を発売しながらレッドカラーにサルのキャラクターを着せた製品を5日に販売した。

    アモーレパシフィックのイニスフリー(Innisfree)ブランドでは、サルのキャラクターがメインのブランド「ポールフランク(Paul Frank)」とのコラボレーション製品を出した。ユーモラスなサルのキャラクターで有名なポールフランクの代表イメージをネイル製品とハンドクリームなどに適用したものだ。購入金額別プレゼントとして用意したポーチとエコバッグにも、サルのキャラクターを使って新年の雰囲気を出した。

    アウターや一般の服には、サルを使うことは容易ではない点を勘案し、赤いサルのうち「赤」に着目、製品プロモーションに乗り出したところもある。最近、暖かい天候に苦戦中のアウトドア業界が代表的。苦肉の策で新年マーケティングに「赤」を強調したことだ。新たに出した新製品に赤い色が多いのも、このためだということ。コロンビアの「エレメント・コントロール・ターボダウンジャケット(Element Control TURBODOWN Jacket)」は赤と黒のツートンカラーで構成されており、マウンテン・ハードウェア(Mountain Hardwear)で出てきた「ビッグ・タイム・レッジ・ダウン(Big Time Ledge Down)」も全体的に濃いレッドカラーを着せた製品だ。
  • 毎日経済 パク・インヘ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-05 16:25:15