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アマゾン、ソウルで「データセンター」を稼働…IT人材とネットの速度に注目

  • 世界1位のクラウド企業アマゾンウェブサービス(Amazon Web Services/AWS)は7日、ソウルでデータセンターの稼働を開始した。 AWSは世界最大のオンラインショッピング企業であるアマゾンドットコムのクラウド事業部門で、年間売上げは80億ドルに達する。まだ別途法人として分離していないが、昨年の第1四半期から独立して業績発表を行っている。

    この日のデータセンターの稼働に先立って6日、ソウル市駅三洞(ヨクサムドン)のアマゾンウェブサービス・コリアで毎日経済新聞と会ったアンディ・ジェシーAWSグローバル総括社長(47)は、韓国データセンターの稼働を開始して、国内情報技術(IT)の生態系造成のための直接または間接的支援を拡大するという計画を明らかにした。ジェシー社長はアマゾンドットコムのクラウド事業を開始した人物で、ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)の後継者としてもあげられている。

    ジェシー社長は、「韓国はインターネットの速度が速く、熟練したIT人材が多いIT強国」だとし、「革新的で情熱的な韓国企業と協業することを希望する」と語った。続けて「これから韓国企業に対するサービス支援、大学のソフトウェア教育後援などの投資を着実に増やしていく」と明らかにした。

    ジェシー社長は「多くの韓国のパートナーの要求に合わせるために、アジアでは5番め、世界で12番めでソウルにリージョン(Region)を設立した」とし、「これから韓国の顧客はミリ秒(1000分の1秒)の速度でデータを処理できるだろう」と説明した。

    AWSはクラウドコンピューティングやウェブの運営・開発などのサービス基盤となるデータセンターを「リージョン」と呼ぶ。 AWSは2012年に韓国に進出したが、韓国リージョンを運営せず、日本と中国リージョンを活用して、サムスン電子や未来アセット資産運用、ネクソンなどの韓国顧客へのサービスを行ってきた。ソウル「リージョン」は2つの地域に分かれて構築された。 AWSはデータウェアハウスの「リージョン」はセキュリティのために場所を公開しないと説明した。
  • 毎日経済_イ・ソニ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-08 07:58:11