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仁川空港のアラビア語爆発物脅迫…手がかりは「お菓子の箱」

  • 29日、仁川国際空港警察隊と仁川国際空港公社によると、この日の午後5時35分頃、仁川空港7番ゲート横の男子トイレに爆発物のような物があるという申告があった。

    空港警察隊は、特殊部隊や爆発物処理班を投入して、空港利用客の接近を制御し、トイレ内を精密調査した。調査の結果発見されたブタンガスなどが付着された「菓子の箱」が重要な手がかりとして浮上した。

    仁川国際空港警察隊は31日、爆発物のような物が付着した状態で発見された菓子の箱のラベルを確認して、購入した経路を把握していると明らかにした。箱には「C'EST SI BON」という商標が記されている。この菓子はフランチャイズベーカリーが生産しているもので、仁川国際空港旅客ターミナルにも出店されている。

    箱の表側の部分には、ブタンガス1本、ライター用ガスボンベ1本、500ミリのミネラルウォーターのボトル1本がテープに巻かれて粗雑な状態で付着していた。その他にもギターの弦3本と、電線4本、乾電池4個が含まれていた。またブロッコリー、キャベツ、バナナの皮を含め、メモ1枚が発見された。メモ用紙には、「あなたに与える最後の警告だ。神が処罰する」という文字がアラビア語で書かれていた。手書きの文字ではなく、コンピュータで出力したもので、A4コピー用紙半分のサイズだった。

    警察は、このボックスの生産年度と主な販売店を把握している。警察関係者は「ブタンガスなどがついていた紙箱は国内の菓子製品」とし、「具体的な商標や販売店は、現在捜査が進行中で、確認することができない」と述べた。警察は、仁川地方警察庁広域捜査隊の刑事50人余りで構成された捜査専門チームを設け、爆発物と疑われる物を設置した容疑者を追っている。
  • 毎日経済 イ・ガヒ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-31 09:59:07