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冬のインフルエンザ流行で医薬品や空気清浄機の販売量増加
- 冬の季節にインフルエンザが流行し、「インフルエンザ特需」をたっぷりと味わう製品が増えている。
< 増えたインフルエンザ関連製品の販売 >
医薬品流通業界によると26日、「タミフル」のような抗インフルエンザ薬の販売が先月は急増した。製薬会社の関係者は、「最近の寒波のためにタミフルなどの需要は、昨年の平月に比べて最大5倍にまで増えた」とし、「特に人口が密集した首都圏と大都市を中心に、インフルエンザが拡大して品切れ現象まで現われている」と説明した。
今までインフルエンザを引き起こすインフルエンザウイルスの治療薬は、スイスの製薬会社ロシュのタミフルだけだった。しかし26日にロシュの物質特許が満了し、国内の各製薬会社もタミフルを改良した国産インフルエンザ治療薬の開発・供給に乗り出す構えだ。特にタミフルよりも価格が25%安い国産インフルエンザ治療薬の開発成功を発表した韓美(ハンミ)薬品は27日、ただちに新製品の供給に乗り出す計画だ。
インフルエンザの予防に関連する製品の販売量も増加傾向にある。 Gマーケットのオンラインモールでは、加湿器や空気清浄機などの健康家電の販売が急増している。
特に室内の微細な粉塵を除去し除菌・除湿機能を備えた空気清浄機は、1月から去る23日までに前年同期比で売上が143%も増えた。一般的な加湿器も、同期間での販売台数が35%増加した。
殺菌・消毒機能製品もインフルエンザ拡散と同調して、ともなって増加する傾向を見せている。歯ブラシ殺菌器(67%)とハンドウォッシュ(13%)、マスク(41%)のすべてで販売が増加した。 - 毎日経済_チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-28 07:17:52