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数字経済 > マーケティング

ロッテの「オンライン買い物客」を百貨店に呼ぶスマートな方法

    PCだけでなく、片手に握ったモバイルを活用した消費者のショッピング能力が高まり、オフライン売り場が単純なショールーム概念に転落した。

    これに消費者がオフラインとオンライン、モバイルまでのさまざまな経路を行き来し、自由に買い物できるようにするオムニチャネル(Omni Channel)窓口を開くことが、業界の新たなビジネス戦略として挙げられた。すべての方法を動員した流通経路の創出が重要な話題になったということだ。

    昨年、ロッテホームショッピングの場合、「ロッテホームショッピングスタジオショップ」を蚕室(チャムシル)ロッテワールドモールにオープンし、6つのPBブランドと単独入店ブランド中心のさまざまな製品を、消費者が直接触れて目で確認できるようにした。

    破格的な試みだったが、オフラインでの即時購入は統制されたままで、モバイルとテレビ放送でのショッピングを誘導した点が、オフラインショッピングに最適化された実際のロッテワールドモール訪問者の高い関心を引くことはできなかった雰囲気だ。

    しかし、ロッテ百貨店が実施している「スマートピック」の場合、肯定的な反応を得ている。

    スマートピックは、オンライン注文後に百貨店に商品を取りに行くようにしたサービスで、オフラインで購入するより価格は安く、近くロッテ百貨店で商品の受け取り後、気に入らなければすぐに交換、返品が可能だ。

    さらに、オンラインショッピングの最大の欠点である配送期間を無くした。注文後、3時間以内に現場に商品を取りに行くようにし、かなり魅力的なオムニチャネルになりつつある様子だ。

    これに今年の初め、ロッテ百貨店側の資料によると、関連の売上高が11倍以上に増加しており、サービスの利用客も8倍以上増えたことが分かった。今や、オンラインとオフライン、モバイル消費者の接点を探し、つながりを作っていくことが成長の重要課題として残った。
  • シックニュース イム・ソヨン記者 / 写真=クォン・グァンイル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-27 10:05:00