記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > マーケット

融資拒絶に怒った消費者…取引銀行もメインカードも乗り換える

  • Bさんは6年以上取引していた取引銀行で貸付金利を確認し、後も顧みずメインバンクを乗り換えた。6年も取引していたメインバンクの貸付金利が、6年前に取引をして縁を切った他の銀行の金利よりも高かったのだ。Bさんは、腹立ちまぎれに他の銀行に口座を移動した。

    このように融資を申請したが拒絶または期待したほどの限度と金利が出ず、腹立ちまぎれにメインバンクを変えたり、使用していたメインクレジットカードを交換する場合が発生している。特に、口座移動制の実施で取引銀行を移すのが一層容易になり、既存の取引銀行に満足できず現れる離脱現象が続く見通しだ。

    12日、金融委員会によると、昨年10月30日の口座移動制施行以来7カ月が過ぎた6月3日基準で、口座移動変更申請は500万件を超えた。金融委員会は現在の傾向が続けば、来る12月末基準に口座移動変更申請が1000万件を上回ると予想している。

    ハナ銀行の場合、金利と手数料優遇を拡大した「取引優待パッケージ」商品を発売して、ハナメンバーズ(ハナ金融グループメンバーシップ)を通して利益を拡大した結果、口座移動による自動振替の純流入が28万件で市中銀行の中で最も多かった。このような結果は、既存の顧客でなくても、銀行が新規顧客に対するサービスを強化しながら、既存の取引銀行のサービスに対する不満などを理由に、銀行を乗り換えている需要が生じたためと分析される。また、景気低迷で暮らしが厳しくなり、社会の二極化などの葛藤が増幅され、これに対する怒りが融資拒絶などの不利益を経験した時、このような金融取引形態として表出されるものと思われる。
  • 毎日経済デジタルニュース局 チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-12 14:24:32