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ビール戦争が煽った「おつまみ戦争」

9000億ウォン台規模…輸入ビールブームに原物菓子などが進化 

  • 夏になりビールなどの酒類販売が増えながら、おつまみ市場も熱く盛り上がっている。ビーフジャーキーやピーナッツなどに代弁されたおつまみの種類も多様化し、ドライフルーツやサツマイモなどの原物菓子がプレミアムおつまみとして名を上げている。

    国内おつまみ市場は、大きくピーナッツなどのナッツ類とビーフジャーキー、魚肉で作られたミニソーセージ、乾燥果菜類のような原物菓子に区分される。これらは主にコンビニエンスストアと大型マート、一線のスーパーマーケットで消費される。農林畜産食品部と業界によると、昨年のこの4種のおつまみ生産額は9000億ウォンを超える。

    このうち果物などを乾燥させた原物菓子は、農家や中小企業専用の少量包装製品で出てくるのが精一杯だったが、最近は大企業が参入し、先占競争が熱い。大象チョンジョンウォン(清浄園)は、「チュエン」「サブジャク」などの別のブランドまで掲げ、原物菓子分野を積極的に攻略している。

    原物菓子規模は2014年から3600億ウォン台に増え、ピーナッツなどの一般ナッツ類を圧倒的に超えている。ピーナッツやナッツ類の場合、農家で直接生産するか、中小企業の製品が主をなしている。

    ビーフジャーキーも零細するのは同様だったが、大企業セムピョが2009年に「チルロ」というブランドでビーフジャーキー市場を積極的に攻略しながら、現在この分野で1位を走っている。全体1100億ウォン余りのビーフジャーキー市場でチルロのシェアは、30%程度と推定される。
  • 毎日経済 ソ・ジンウ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-17 17:03:13