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連日の猛暑・熱帯夜にも氷菓類の売上高は下落…なぜ?

  • 連日続く猛暑と熱帯夜にもかかわらず、伝統的な季節商品である氷菓の売上高はむしろ落ち、その背景に関心が集まっている。

    4日、氷菓業界によると、ロッテ製菓の先月の氷菓類売上高は600億ウォンで、前年同期より7%減少した。ピングレの先月の氷菓類売上高も前年同期より6%下落した460億ウォンで、ヘテ製菓の先月の氷菓類売上高も270億ウォンで、前年同期比で2%減少した。「猛暑=氷菓類の売上高の上昇」という公式が壊れたわけだ。

    これに対して業界の専門家は、コーヒーをはじめ、夏の代替飲料市場はますます大きくなっているだけでなく、氷菓業界の過剰な割引競争と低出産に伴う自然的な顧客減少などの影響で、最盛期の氷菓類売上高が減少したと分析した。また、エアコンの普及率がますます高まっていることも氷菓類売上高の減少に影響を及ぼしていることが指摘された。ここに歪曲された市場構造のせいで、企業間の出血競争様相が起きながら氷菓類に対して常時割引が行われていることも、業界の売上高の悪化に影響を与えた。

    このように売れば売るほど利益率が悪化する構造が固着されると、ロッテ製菓、ピングレ、ヘテ製菓の氷菓3社は、今月からバー製品に対して推奨消費者価格の表記を拡大するなどと収益構造の改善に力を入れている。

    氷菓業界は、2010年に導入されたオープンプライス(製品に消費者価格を表記せず、販売代理店が販売価格を定める制度)政策に基づいて、主要製品に推奨消費者価格を表記していなかったが、出血競争などの副作用が大きくなりながら、2011年に企業が自律的に選択できる推奨消費者価格制度が再導入されると、これを徐々に拡大している。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-04 09:27:29