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NH農協もモバイル金融大戦に加勢

系列会社統合プラットフォーム「オールワンバンク」リリース…6大金融グループの激戦予告 

    NH農協金融グループは8日、ソウル西大門区グループ本店で「オールワンバンク(All One Bank)」のリリース宣布式を行った。10日からiPhone(iOS)とAndroid携帯電話のユーザーに同時にサービスされるオールワンバンクは、「金融のすべてのこと(All)」を「1つ(One)」に込めたという意味だ。NH農協銀行のフィンテック基盤サービスに損害保険・生命保険・投資証券・貯蓄銀行などのグループ内の系列会社の機能を盛り込んだことが特徴だ。

    オールワンバンクは、農協金融の金融サービス65種を1つのアプリに盛り込んだ。農協銀行口座がなくても、他行の口座で簡単な本人認証だけを経れば加入できる。簡便送金・融資・両替・旅行保険の簡単登録などと、他行のモバイルアプリと機能は大きく変わらない。例えば、人に金銭を送金するには、トス(TOSS)送金を利用して電話番号だけで簡単に送金できる。各種公共料金も手軽に納付できる。アクセシビリティは優れている。金融サービスを受ける際、ほとんど公認認証書が必要ない。指紋を使用して本人認証が可能になり、簡単にサービスを利用できる。

    オールワンバンクのリリースに他行のモバイルバンキングは、機能やサービスおよび統合メンバーシップを強化し、大戦を準備する様子だ。

    モバイルバンキングの先頭走者であるウリィ銀行の「ウィビーバンク(WibeeBank)」は、融資・両替・保険などの既存の金融サービスを越え、メッセンジャーとマーケットまで圏域を拡大している。最大90%まで手数料を優遇する「インターネット両替サービス」を通して、顧客の裾野を広げてきた新韓(シンハン)銀行の「サニーバンク(Sunny Bank)」は、自動車の融資である「マイカーローン」を中心とした新車・中古車取引プラットフォームを構築した。KB国民銀行は去る6月に「リブ(Liiv)」をリリースして、現金取引のない簡便送金サービスを提供している。集まりの会費やスケジュールを一度に管理できる「リブモイム」などの20~30代をターゲットにしたモバイルサービスとして注目されている。

    全体の金融グループの中で1番最初に統合メンバーシップ「ハナメンバーズ」を構築したハナ金融は、モバイルバンキング「ワンキュー(1Q)バンク」を通じて、外国為替サービスなどの強みを見せている。ワンキューバンクは、生体認証などを通して本人認証をするため、セキュリティが徹底であるという長所がある。IBK企業銀行は「アイワン(i-ONE)バンク」を通じて、年中24時間、多様な商品加入が可能なモバイルプラットフォームを出している。
  • 毎日経済 キム・ホソン記者 / パク・ユンイェ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-08 17:44:10