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電気料金累進制の議論により代替冷房用品が人気急騰

電気代節減期待からホームショッピングで販売量が4倍近く急増 

    今夏の記録的な暑さで家庭用電気料金累進制が議論に上がり、エアコンではなく代替冷房用品が人気を集めている。特に、エアーサーキュレーター・冷風機などに代表されるこれらの代替冷房用品は、エアコンよりもエネルギー効率が良く、電気料金を節約できるという長所から販売台数が過去最高水準に急増した。

    CJオーショッピングは16日、今夏(6月~8月15日)のエアーサーキュレーター販売量を調査した結果、7万5161台を記録し、昨年の同期間の2万436台より4倍近い(268%)販売量を見せたことが明らかになった。

    エアーサーキュレーターは、エアコンから出る冷たい空気を室内全体に循環させる電子製品だ。エアコンだけをつけている時より冷房効率を向上させる機能のおかげで、累進制問題以降、さらに販売量が増え、CJオーショッピングだけで150億ウォン以上の売上を上げた。特に、今夏は電気料金累進制によって最大30万ウォン以上多い電気料金が発生する可能性があるという認識が広がり、10万ウォン前後の価格で購入できるエアーサーキュレーターの販売量が急増した。

    エアーサーキュレーターと一緒に今夏の人気を呼んだ品目は冷風機だ。機械に水を入れて涼しい風が出るようにする冷風機は、最近1カ月間(7月15日~8月15日)でオンラインショッピングモールのオークションで前年比で92%の売上上昇率を見せた。現代百貨店グループのオンラインショッピングモールであるHモールでも、冷風機の売上高は前年比で23%増加した。冷風機の価格も平均10万ウォン台前半であるため、10倍ほどの価格差を見せるエアコンを代替する冷房用品として人気を集めたという分析だ。

    一方、エアコンが普遍化しながら相対的に「軽蔑」を受けていた扇風機も、今年再び前面に登場した。最近1カ月間のオークションでの扇風機の販売量は、前年比で52%増え、現代Hモールでも40%以上の増加を見せた。
  • 毎日経済 チョ・ソンホ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-17 09:06:41