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昨年の婚姻件数28万件で過去最低

    • < 婚姻件数 >

    昨年末の婚姻率が前年との対比で14%急落し、年間統計が最低値を更新したことが分かった。

    23日、統計庁が発表した「2016年12月の人口動向」によると、昨年12月の婚姻件数は2万8400件で、前年同月比で14.7%(4900件)減少した。

    12月の婚姻件数は2014年に3万4300件と2015年は3万3300件で3万件を大幅に上回ったが、昨年は大幅に下落した。不況と失業が重なり、青年世代が結婚を大挙して先送りしているわけだ。これとあわせて、昨年12月の出生児数は2万7200人で、前年同月比で14.7%(4700人)減少した。 12月の出生児数は2014年3万2700人と2015年3万1900人で、月平均3万人台を維持しているなかで昨年末に大幅に減少した。

    イ・ヂヨン統計庁人口動向課長は、「婚姻率は今後2年間の出生児数に影響を与える重要な変数」だとし、「新たに30代前半に入った1983年以来、世代の婚姻率が急減して今後の少子化傾向をいっそう強化させている」と語った。

    昨年12月の統計が直前の2年に比べて低く集計され、年間の数値もともに低くなった。特に昨年の累積婚姻件数は28万1700件で、1974年の統計集計以来で最も少ない件数を記録したことが分かった。婚姻件数は2014~2015年に30万件台が維持されたが、昨年にさえ崩れて史上最低値を記録した。今後2~3年間の出生児が増える可能性は希薄なわけだ。昨年全体の出生児数は40万6300人で、歴代で最小値を記録した。

    一方、昨年12月の死亡者数は2万5400人で、1年前よりも1900人(8.3%)増加したことが分かった。昨年の年間死亡者数は28万1000人だった。

    昨年12月と昨年の年間死亡者数ともに過去最高値だ。高齢化に高齢者人口の割合が増えたためだ。

    昨年12月の離婚件数は9300件で、前年同月比で500件(5.1%)減少し、一年の離婚件数は10万7400件で、前年よりも1.6%減少したことが分かった。統計庁は未成年の子供をもつ家庭を対象に実施する、協議離婚義務相談制度の影響で離婚が減ったと見られると明らかにした。
  • 毎日経済_イ・スンユン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-02-26 08:55:55