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起亜自動車「スティンガー」…ゼロヒャク5秒を5千万ウォン台で実現

    起亜(キア)自動車は「5秒台のゼロヒャクカー」スティンガー(写真)を5000万ウォン台で出荷する。

    キア自動車の関係者は16日、「スティンガーのハイエンドモデルを5500万ウォン台で発売することを決定した」と明らかにした。スティンガーはキア自動車が5月に発売する高性能セダンだ。最上位ラインナップの「3.3ツインターボモデル」は「0-100km/h(ゼロヒャク=停止状態から時速100㎞までに要する時間)」が5.1秒に過ぎない。

    スティンガーはこのことで、5000万ウォン台の「ゼロヒャク5秒カー」として名前をあげることになった。0-100km/h(ゼロヒャク)は自動車の加速力を判断する指標で、輸入高性能モデルやスポーツカーが強みを見せる。

    スティンガーは外国産のスポーツセダンよりも、少なくとも2000万ウォンほど安い。キム・ピルス大林大学教授は「競合モデルよりも価格・サイズの面で優位にある」とし「輸入ブランドが伝統を受け継いきて積み重ねてきた高級イメージを、スティンガーが克服できるかがカギ」だと評価した。キア自動車はスティンガーで、高性能車をほしいと若い層とファミリーカーを希望する中高年層をいっきにひきつけるという計画だ。キア自動車の関係者は、「広い車内空間で家族が一緒に乗るのに不足はない」とし、「一般仕様の2.0ターボモデルは4200万ウォン台で販売する予定だ」と付け加えた。スティンガー2.0ターボのゼロヒャクは6秒台前半だと発表された。

    自動車の走行能力に対する顧客の期待は日増しに高まっている。昨年末に発売されたジェネシス「G80スポーツ」は、国産車で初のゼロヒャク6秒の壁を破ったモデルとして人気を集めている。昨年11月から先月までに月平均200台以上販売されている。

    輸入車も競争力のある価格で、加速力の高い車両を増やしている。キャデラックATSとCTSはゼロヒャクが5.7~5.8秒台で、価格は4460万~7150万ウォンだ。インフィニティQ50Sハイブリッドはゼロヒャクが5.1秒で、販売価格は4680万ウォンからスタートする。
  • 毎日経済_パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-03-17 08:15:48