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人気が急増する「愛魚」飼育…多様になる熱帯魚市場

    ソウル大方洞で1人暮らしをしている会社員キム・ソンホさん(34)は最近、熱帯魚を新しい家族として迎えた。ペットの飼育を悩んでいた彼は、職場の同僚の推薦で熱帯魚と水槽を購入した。夜勤と夜の約束が頻繁にあるキムさんは、手間が少なくて音をたてないで遊ぶ魚を眺めながら毎日が幸せだ。彼は「誰もいない部屋に1人でいるよりも、他の生命体と一緒に呼吸をしていると思うから大きな慰めになる」と明かした。

    キムさんのように仕事で忙しい孤独な現代人のペットとして、熱帯魚が浮上している。時間に追われる社会生活のためペットと長い時間を過ごせなくても、一緒に生活をするのに大きな支障がないためだ。最近に人気番組で有名芸能人が「愛魚」を育てる姿がよく登場して水族館、水槽、熱帯魚などの販売が急増している。

    2日オンラインショッピングサイトGマーケットによると先月28日までの1か月間のあいだ、水槽の販売量は前年同期よりなんと174%も増加した。特に水草など、すべての用品がセットになった一体型水槽の販売量は同じ期間に9倍以上も急増した。「愛魚」への関心が高まり、独特の形になった水槽など異色の製品も発売されている。最近人気を集めている「インテリアミニタンク(1万3900ウォン)」は、中央に置かれたバスケットで水耕植物を、残りのスペースで小さな魚を育てることができるように作られた製品だ。

    水耕植物が沈殿物の濾過を助けるため、別の濾過システムがなくても魚が住むことのできる環境を作ってくれる。小さな鉢の形になっているため空間制約がなく、どこでも魚を育てることができる。魚を育てる自信のない人は、ロボットフィッシュに興味を示すこともある。「アクアボット(1万4800ウォン)」は、水の中に入れると自ら動いて実際に生きている魚のような感覚を与える。
  • 毎日経済 チョン・ジヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-06-03 07:33:01