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シン・デナムCUBEエンタ代表、エンターテイメントBIG4の名声取り戻すか
「6月にヒョナ、BTOB、PENTAGON、ユ・ソンホそしてイ・フィジェまでCUBEエンターテイメントの全アーティストが出演するCUBEコンサートを開きます」
今月3日、ソウル城東区に位置するCUBEエンターテイメント本社にて出会ったシン・デナムCUBEエンターテイメント代表は興奮していた。この日はCUBEエンターテイメントが一年間の経営実績を発表したすぐ翌日だった。CUBEエンターテイメントは昨年売上高244億ウォンをあげて前年同期対比25%成長し、2016年57億ウォンの赤字だった営業利益は2億1110万ウォンの黒字転換に成功した。
経営難と内紛に悩まされた会社を建て直す中心にいたのは2016年末に就任したシン代表というのがエンターテイメント業界の評価だ。マネージャーやプロデューサー出身であるほかのエンターテイメント会社代表とは違い、彼は記者としてキャリアを開始させた。その後イーテンTV代表とイェダンメディア会長を経た彼はSM、YG、JYPに加えて4大企画事務所に挙げられていたCUBEの過去の栄光を再現しようと、CUBEエンターテイメントに巣を構えた。「私が作曲と作詞を直接することはできませんが、これまで守ってきた哲学をCUBEで実践してみようという考えでした」
2006年に設立されたCUBEエンターテイメントは、一時は4minute、BEASTなど国内屈指のアイドルグループを生み出して最高の人気を謳歌した。しかし内部マネージメントに問題が生じたことから所属アーティストたちがなかなか人気を集めることができず、人気アーティストの脱退とチーム解散が続くなど経営上の危機が訪れた。2016年57億ウォンに達する営業損失を記録したことは自然な流れだったという評価だ。
シン代表が就任して見つめたCUBEの状況は思ったよりも暗澹としていた。長い間起きていた内紛と各種事件事故により職員たちの士気が落ちていたことが一番大きな問題だったと彼は回想した。
BTOBの年末コンサートを3000席規模の会場で進行しようという職員の報告書を却下して1万2000人規模のKINTEXを準備した。「すべて埋まらなくても良いと話しました。我々のアーティストと歌に自信を持って果敢に挑戦しろ。見ればみんな喜ぶことです」二日間行われたコンサートは2万4000席が完売した。
CUBEエンターテイメントのアイドルはほとんどアーティスト型アイドルを標榜している。彼は曲や歌詞を直接書かないメンバーにも作詞、作曲、レコーディングの学習を積極奨励する。「曲がどうやって書かれるのか知る人間は他人の曲を学んでもしっかりと解釈します」
自信を取り戻した会社を足場に、CUBE所属アーティストたちも命活躍している。昨年に発表した『Missing You』は10~40代まで均等に愛され2週間音楽番組で1位となった。ガールズグループCLCはブラジルで、10人組ボーイズグループPENTAGONは日本でそれぞれ人気を集めている。
しかしまだまだ先は長い。昨年どうにか黒字転換したが、当期純利益は今も9億7900万ウォン台の赤字だ。シン代表は「その年に吸収合併したスターラインから発生した赤字を大きく抱え込んだ」とし「今年はPENTAGONを筆頭にアイドルグループの国内外公演をさらに推進し、より良い成績を受けることができるだろう」と話した。
この一環として今年6月に「CUBEコンサート」を開く計画だ。ヒョナ、BTOB、CLC、PENTAGONなど人気アイドルからイ・フィジェ、ホ・ギョンファン、キム・ギリなどのMCまで総出動するコンサートだ。「CUBEファンたちに一日中たっぷり遊ぶことが出来るオールスター舞台をお見せしたいんです。長期的にはCUBEコンサートをワールドツアーコンサートとして作ることが目標です」- 毎日経済パク・チャンヨン記者 / 写真=ハン・ジュヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-04-05 07:06:34
