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毎晩光化門に12個の月が浮かび上がる理由は?

「今日、宮に会う」 

    毎日夕方8時、ソウル光化門に12個の月が浮かぶ。

    「今日、宮に出会う」をスローガンにした宮廷文化祝典が19日、前夜祭を皮切りに華やかな幕が上がった。光化門北側広場で行われた宮中文化祝典の前夜祭は、式典イベントで平沢(ピョンテク)農楽隊のストリート公演以来、開式および挨拶に続き「今日、宮に出会う」という映像が上映された。

    イベントの開始を空に知らせる告天行事「五色の饗宴」に続き、オゴム(五鼓舞)とメディアファサード(Media Facade)が結合されたオゴムメディアパフォーマンス公演が繰り広げられ、メインイベントで光化門と両側の塀をスクリーンにして幅160m前後、高さ18mの大きさのメディアファサードが披露された。今回の前夜祭では、光化門のパノラマ、光化門の饗宴、光化門アリランのうち光化門饗宴をテーマとして秋の夜を華やかにすることができた。

    コジョン(高宗)時にシンジョン(神貞)王后の還暦を称えるグンジョンジョン(勤政殿)賀儀の場面を描写した8幅屏風戊辰進饌図屏(高宗の時、シンジョン王后の還暦記念を描いた図屏風)を現代技術で生き返らせて文化遺産と芸術の結合を本格的に見せてくれた。特に、光化門の饗宴は光化門前方に展示された12の節気を象徴する12個の仮想の大鼓を活用したメディアパフォーマンスと共に進行された。

    響きの音を出す大太鼓と映像の結合は、空の光と伝統五色の饗宴につながり、内と外の境界を超えた歓喜の光化門を照らし出した。仮想大太鼓を自然の摂理に基づいて満ちた月の姿に例えて大太鼓が月に変化するイメージを通じて変化への情熱と熱情を表した。

    この他にも、祝典期間の間、光化門広場を訪問すると、景福宮に所在した吉祥の動物が帰ってくることを光の映像で表現した光化門パノラマ、過ぎた人生の屈曲を抱いている光化門を新しく大切な歴史の時空間として認識させる光化門アリランなどのメディアファサードの3種の映像物を全て見ることができる。メディアファサードは、光化門パノラマ、光化門の饗宴、光化門アリランをテーマに祝典期間中、毎日午後8時から10時まで3回上映される。ただし、9月27日には午後9時30分に1回のみ上映される。
  • 毎経ドットコム_チャン・ジュヨン記者/写真=KBS | (C) mk.co.kr | 入力 2014-09-26 15:01:01