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ウリドゥル ヌン ギャラリー「世宗象プロジェクト展」開催

www.artblind.or.kr 

    朝鮮半島に初めて象が入ってきたのはいつだろうか。時は、1411年にさかのぼる。日本の贈り物として朝鮮に初めて入ってきた象は、一日に豆を4~5斗ずつ食べ、人を殺したりまでした。

    差別と無関心により死の危機に追い込まれた象が、世宗の教旨で命を救われた。見知らぬ生命に対する世宗の赦しと愛を再確認する重要な展示が行われる。

    ソウル・北村の「ウリドゥル ヌン ギャラリー(私たちの目ギャラリー、Another way of seeing)」は「象が歩く」シリーズと「群盲象をなでるプログラム」「似たもの同士」「動物保護市民運動」など象をテーマにした5つの融合プログラムを展示する。「ウリドゥル ヌン ギャラリー」は、視覚障害者の美術教育団体である非営利社団法人「ウリドゥレヌン(私たちの目)」が運営するところだ。代表的な展示が毎年全国の盲学校の生徒を対象にした「群盲象をなでるプロジェクト」だが、視覚障害者への偏見を打ち破るために、最近使用しない「チャンニム(盲人)」という言葉まで持ち出した。世界の偏見に真っ向から対抗したいという意志の表現だ。

    仏教の涅槃経には、物事の全体を見られない人間の愚かさを指して「群盲象をなでる」という寓話が出てくる。展示は12月12日まで開かれる。

    ■ 日程:11月24日(月)~12月12日(金)10時~18時
    ■ 場所:ソウル市鍾路区華東23-14
    ■ 電話:02-733-1996
  • 毎日経済_イ・ヒャンフィ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-27 17:00:10