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もっと! コリア (Motto! KOREA)
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日中韓の3カ国観光庁を通じて、ワンアジアツアーの時代を開こう

  • 「観光は将来の収益源です。ワンアジアツアーの時代を開くために、日中韓の3国がともにする観光庁を提案します」

    韓国訪問委員会のパク・サムグ委員長は18日、ソウル鍾路区清進洞ナインツリー(nine tree)コンベンションで就任後初の記者懇談会を開き、「『2016~2018 韓国訪問の年』は、韓国が観光富国に向かうモメンタムになるだろう」と述べながら、「4大推進力を介して外国人観光客2000万人時代の到来を早めるために最善を尽くしたい」と明らかにした。

    来年から2018年までの3年間を「韓国訪問の年」と公式宣言した訪問委員会は、△特別インセンティブやプロモーションを通じた個別の観光客誘致 △Kスマイルキャンペーンを通じた外国人観光客の再訪問誘導 △2018年平昌五輪などのメガイベントを通じた地域観光のアップグレード △民間の参加と官民協力を通じた汎国家的な観光キャンペーン展開など、4大推進戦略を年度別に実現する計画だ。

    パク委員長は、「韓国・中国・日本がともにする観光庁設立を公式提案する」とし「観光の主導権をアジアに引き寄せるためにワンアジアツアーの時代を開く必要がある。初代事務局は、韓国に誘致したい」と述べ、日中韓の3カ国観光庁の設立も提案した。

    ビザ免除など破格的な観光障壁の崩壊を通じて、日中韓の観光競争ではなく、共生のモデルを作っていこうという趣旨だ。

    「世界の人々が再び訪れるコリア」というビジョンのもと、3年間の差別化された観光マーケティングも立体的に推進される。2016年にはKフード、2017年にはKステイ、2018年にはKカルチャーなどを主なテーマに、差別化されたマーケティング戦略を推進し、そのテーマの観光インフラを集中的に改善するという構想だ。

    これを基盤に、3カ年計画も本格的に行われる。国民参加型の親切キャンペーンであるKスマイルキャンペーンを中心に自治体や関係機関と一緒にKスマイルキャンペーン拡散のための様々なカスタマイズ教育、対国民キャンペーン広報も行われる。

    パク委員長は「ポイントは外国人観光客の満足度を高めることだ。個々の旅行に焦点を合わせて質の高い旅行にすることをポイントに、韓国を引き立てる」とし、「新規事業も大挙して行われる計画だ」と付け加えた。

    観光客の便宜を増進させるための新規事業としては、△1泊2日の滞在型バス自由旅行商品であるKトラベルバス △外国人専用の交通カードであるKツアーカード △ショッピング拠点間の配送および保管サービスを提供するハンズフリーサービスなどを計画している。
  • 毎日経済 シン・イクス 旅行レジャー専門記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-11-18 17:07:58