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YGエンタ麻薬疑惑提起のK記者、原審覆して控訴審で勝訴

    YGエンターテイメントに虚偽事実の流布と名誉毀損などで訴えられたスポーツ新聞記者が、控訴審で勝訴した。

    ソウル高裁民事13部(部長判事チョ・ハンチャン)は、YGエンターテイメント側が「虚偽の事実を流布して被害を受けた」とし、某スポーツ新聞のK記者を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、原告一部勝訴の判決を下した原審を破って、原告敗訴を判決した。

    K記者は昨年7月「YGでまた麻薬のにおいが…検察、名誉回復するか」というタイトルの記事を作成したとき、「薬局」という単語を使用した。これにYGエンターテイメント側は、記事内の「薬局」という単語がまるでYGエンターテイメントが芸能人に麻薬を提供するかのように描写したと主張して2億ウォン台の損害賠償請求訴訟を提起した。

    この訴訟で1審裁判部は、YGエンターテイメントの主張を受け入れ、K記者に1000万ウォンの損害賠償判決を下した。しかし、控訴審では原審を破り、「薬局」という表現だけで原告会社が麻薬を供給したという事実を示唆したとみるには不足している」という判決理由を明らかにしてK記者の主張を受け入れた。

    裁判部は「(該当記事は)YGエンターテイメントが所属芸能人などの麻薬事件が発生したにもかかわらず、透明で厳正な対処をせずに自粛期間なしに芸能活動を続けさせたという点を批判して、検察の芸能人に対する厳正ではない処分を批判することが主な内容」と、記事の公益性を認めた。

    また、G-DRAGONの大麻喫煙に対する検察の起訴猶予処分等に関する記事については、「芸能人らが麻薬事件に巻き込まれている可能性が大きいため、検察がこれを徹底的に明らかにすべきという意見を表明したものとみられる」とし、該当の芸能人たちの名誉が毀損されたというYGエンターテイメントの主張も受け入れなかった。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-16 12:00:57