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[インタビュー②]パク・ヘジンが描く「僕の未来」、結婚 - 引退そして「幸せ」

    「忘れられていくよりは、僕自ら「引退する」と言える日が来たら嬉しい」

    彼は、引退の瞬間までかっこよく輝いているはずだ。人生キャラクター、作品を着実に消化しながら愛されているパク・ヘジンは、カラフルなスポットライトの下、徐々に消えていく演技者ではなく自分が結末を選択できることを願っていた。

    去る10日に放送終了した総合編成チャンネルJTBC金土ドラマ『マンツーマン』で人生の演技を見せてくれたパク・ヘジンに2日、ソウル新沙洞某所で会った。キムガード、キム・ソルウ役を熱演したパク・ヘジンは数多くのアクション演技を消化し、感情の起伏が大きい後半部分を撮影して大変だったが満足のいく作品だと明らかにした。

    KBS2『噂のチル姫』で年下の男役として初めて大衆に名前を知らせたパク・ヘジンはMBC『エデンの東』、KBS2『いとしのソヨン』、SBS『星から来たあなた 』、『ドクター異邦人」、OCN『悪い奴ら』、tvN『チーズ・イン・ザ・トラップ』などで韓流スターとして成長した。

    そして、『マンツーマン』で韓流スターの警護員キム・ソルウに変身し、迫力あふれるアクションと切ないメロ、ギャグ感あふれるブロマンスまで消化して「人生の演技」を見せた。視聴率で多少惜しい成績を見せたが、パク・ヘジンは「視聴率がすべてではない。高ければ良いだろうが、それは神の領域だ。監督、作家、そして僕も十分に満足できる成果を成し遂げた」と満足感を表わした。

    特に最近では、JTBCバラエティ番組『一食ください』に出演してバラエティ感覚を誇っている。『一食ください』の放送でパク・ヘジンは、自分が35歳で結婚するかと思ったと言い、一緒に住む甥に対する愛情を自慢した。これに対して尋ねると、「年齢の前の数字が変わる前にできるだろうか」と言って笑いを誘った。

    「本当に35歳には結婚するかと思った。ところがもう35歳で、今結婚する余力があるわけでもない。だからといって良い人がいるわけでもない。それでも良い人ができれば遅くならないうちに結婚したいと考えている。40前に結婚できるだろうか。僕は難しいと思っているが、年齢の前の数字が変わる前に結婚したいと考えている。ファンの方も、僕がさらに歳をとると『もう時が来たから結婚しろ』と言うかもしれない」

    優れたバラエティ感覚を誇っていただけに、バラエティに出演し頻繁に顔を出してほしいと願うファンが多いはずだ。パク・ヘジンもこの部分については積極的な態度を見せた。なお、今後したい作品は心が温かくなる素材を含んだ話だと述べた。

    「あえてどのジャンルだと話をしなくても『ジャンル』をしたい。ジャンル物は明確な素材が必要でスケールの大きな作品が多い。これからする作品もそういう作品だが、機会があればジャンルを問わず温かい作品をしたい。『ありがとうございます』のようなドラマ。表現が温かい作品をしたい。バラエティはあえてやるべきではないという考えはないが、やるべきだという考えもない。バラエティにおじけることもあるが、『一食ください』をしながらたくさん変わったようだ。作品を着実にすることはできないからバラエティを通じてパク・ヘジンの姿をお見せするのも良いと思う」

    芸能人にとって「結婚」や「恋愛」は本当に大変なことの1つだ。ファンの心を配慮しながら、僕の相手の安危に気を配らなければならないからだ。パク・ヘジンは、このような部分のために「公開恋愛」について否定的な意見を持っていた。最近では、認識が大きく変化したというが、それでも公開するには重荷になる部分が多い。

    「放送に出るとありのままを話す方だ。今、僕は恋愛をしていないのが自慢でもないから。だからといってわざわざ先に公開はしないだろう。どんな人に会うのかは分からない、その方のプライバシーもあるから。仕方なく公開することになればすると思うが、わざわざ発表はしないだろう。公開に反対する立場だ。作品を見ても不便な部分が実はある。ないかもしれないが、僕はそうだった。相手が同じ仕事をする方なら不便なポイントがありそうだ。「あえて?」という気がする。作品に対する没入感が低下することもあるかもしれない」

    着実に多くの作品に出演してきているので、様々なファン層を保有していることも当然だ。パク・ヘジンは最近ケーブルチャンネルで演技をして子供のファン層が増えたと気持ちの良い笑顔を見せた。

    「『悪い奴ら』、『チーズ・イン・ザ・トラップ』以降には、若くて幼いファンがたくさん増えた。既存のファンの方たちは僕より少し若いか、同い年か、年上か、すごい年上か。その方たちが固定ファン層だが、もう少し若いファンたちが増えたようだ。作品の影響が大きい。家族劇をするとファンの方々の年齢層が上がるが、ジャンル物やケーブルドラマは若い方がたくさん見てくださるようだ」

    いまだに熱心に働くエネルギーと力が溢れているパク・ヘジンに「引退」はまだ遠い国の話かもしれない。しかし、彼にこれに対して尋ねると思ったより具体的な答えが返ってきた。自分自身に書く手紙にも自身への愛情がたっぷり込められていた。

    「もし引退する時期が来たら『ヘジン』、君は誰よりも熱心に仕事をして、一瞬も怠けず最善を尽くしていたことを僕は知っている。本当に苦労が多かったし、君が何のためにこうやってきたのか、僕はとてもよく知っているのでこれから残りの時間は君のために、他の何よりも君のために幸せで、気楽にすべての荷を下ろして1日1日を過ごすことができたら嬉しい」と伝えたい。「僕、引退する」、「演技生活をしない」と言うことができれば、より幸せだろう。通常の俳優たちはある瞬間忘れられる。願いがあるなら、いつか僕が演技をやめるということを多くの方が惜しみ、僕の演技をもっと見たいと言ってくれたら嬉しい」

    熱い人気、注目、忙しい日常。パク・ヘジンの1日は短いが長い。そんな彼に最も重要な「今幸せなのか」と尋ねると、光の速度で「いつも幸せ」という答えが返ってきた。家族とファン、そして本人に幸せな今1日1日がとても大切だという彼の答えは、自分自身を愛してくれるすべての人に対する愛がにじみ出た。

    「いつも幸せだ。僕の心の中のどこか奥深くにあるメンタル、少し前に検査してみたが健康だと言っていた。(笑)すごく心配することはない。家族全員幸せで元気で、甥もちゃんと成長している。会社で僕のためにすべての方々が力を尽くしてくださる。演技者はファンたちの愛情を食べて生きる人だ。そういう部分で不幸要素がない。健康ではない部分が時々あるかもしれないが、それは時々治療しながら元気に生活している。十分幸せだ」
  • シックニュース チョ・ヘジン記者 / 写真=マウンテンムーブメントエンターテイメント | (C) mk.co.kr | 入力 2017-06-18 09:02:00