記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
エンタメ > スターフォーカス

キム・スヒョン「男性美? 青少年閲覧不可なのでピングのままでいます」

    俳優キム・スヒョンは、数多くのファンを引き連れるスターだ。映画『リアル』のマスコミ配給試写会、VIP試写会の時も韓国をはじめ外国のファンが彼を一目見るために劇場を訪れた。

    彼は「いつも感謝しています。驚くほど持続的に愛してくださり、関心を持っていただき感謝しています」と幸せそうにした。「10年前には想像もできなかった姿です」と言って、彼は「今また10年後を想像ししてみろと言われたら出来そうにありません。しかし、方向と言うべきでしょうか、その方向に向かって僕が今、積み重ねているものが正しいと肯定的に考えています」と伝えた。

    2007年、MBCシチュエーションコメディ『キムチ・チーズ・スマイル』でデビューして以来、しっかりとした歩みを続け10年にして絶大な人気を得た彼は、人々の視線と関心に自分が閉じ込められているということを感じたというニュアンスで素直な気持ちを告白した。いつからか「俳優キム・スヒョンと人間キム・スヒョンの距離が遠くなっている」と考えたという。

    彼は「過去には人と目を合わせて話をすることが難しかった」と告白した。 「演技以外で、他の場所で自分を表現することが難しかった」や「僕のための配慮のようなものが当たり前になり始めて、とても怖くなった」などなど。彼の口から発せられた言葉にはたくさん悩んだ痕跡があった。

    「そのような考えがあって精神的に大変でした。ストレスにもなりました」

    さまざまなことを悩んで自然と考えが柔軟になった。キム・スヒョンは「人を接する態度に余裕ができました。もう少し心から話してあげることのできる何かが生れました。ああ、30代になったんだなと考えています」と笑った。

    「これからはもう少し余裕をもって演技をお見せできると思います。もちろん、軍隊に行って来てからではありますが。『リアル』が今公開されましたが実際には作品活動を休んでから1年ほどになりました。そのおかげでボーリングもたくさん打ち(笑)、ボーリングでバラエティ番組にも出演してみて良い経験をしました。入隊前までに別の作品に出演したいのですが、それが可能かは分かりません」

    キム・スヒョンは青少年観覧不可等級の『リアル』にて男性美、セクシー美を披露する。最近言及された「ハンサムなピング(韓国のとぼけたキャラクター)」のイメージから脱皮した感じだ。しかし、少女ファンたちは見ることができない。キム・スヒョンは「青少年観覧不可等級だから仕方ありません」とし「少女ファンたちは『リアル』を見ることができないので、ピングのままでいることにします」と付け加えて笑いを抱かせた。

    「1人2役の異なるキャラクターの魅力を直接消化して演技してみたいという欲があったのですが、今回挑戦できて嬉しかったです。映画が終わってから『仮面』演技に対する魅力をさらに感じるようになりました。もう少し大胆に、仮面の後ろのエネルギーを爆発させることができました。いろいろ楽しく満足のいく作業だったので多くの方に見ていたき、話題にしてほしいです。『リアル』にはまだ発見されていない部分が多くあります。ハハハ」
  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者 / 写真=コブピクチャーズ | (C) mk.co.kr | 入力 2017-07-02 08:30:42