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ポン・ジュノ、G-DRAGONの意志と挑戦が世界を変えている

    ポン・ジュノとG-DRAGONの挑戦は軟着陸する形だ。認めようと認めまいと、韓国映画界と音楽界の絶対強者として君臨する2人の破格的な挑戦は開始から注目を受けており、世界的にイシューを投げかけた。

    まずポン・ジュノ。彼がストリーミングサービスプラットフォームネットフリックスと力を合わせ、600億ウォンをかけて作り上げた映画『オクジャ』は、全国2575のスクリーンのうち2379個を持っている3つのマルチプレックス映画館の鉄壁の防御に押されて、わずか100の小劇場で公開された。その程度なら600億ウォンをかけた超大作の生存率はすでに終わったも同然なことだが、なぜか雰囲気は良い。 『オクジャ』を公開するスクリーン数や動員数より「卓越したイシュー」を先取りしたということは特別なことだ。「寡占」の弊害に直面した韓国オフライン映画館との戦争で最終的には勝って、良い映画館より良い映画が重要だと知っている賢明な観客たちの選択を受けるためだ。だからポン・ジュノの選択は正しかったとの評価を受ける。

    そしてCDの後、特別素材がなかった音楽市場で「USB」の音源をリリースしたG-DRAGONの選択も歓迎される雰囲気だ。G-DRAGONのソロアルバム『クォン・ジヨン』が史上初USBリンク形態で作られて、議論で始まったレコード会社の新たな地平という賛辞を作っているところだ。トレンドセッターらしく新しい音楽の消費形態を提​​示した彼の試みに、国内外の音楽界が肯定的に回答している。世界的な音楽専門誌ビルボードも彼の「クォン・ジヨンUSB」について「韓国大衆音楽チャートで不幸な犠牲者になる可能性があるが、ビルボード200チャートに入ったのは、アルバムとして十分な資格があることを意味する」とし、彼の試みに意味を付与した。「誰なのかもわからないある人の決定に応じて、あるアーティストの作品が、ただ「アルバムだ、そうではない」とぽつんと分かれればそれで終わりなのか」という彼の抗弁が文化として定着される瞬間だ。
  • Citylife 第586号 | 入力 2017-07-09 07:35:15