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俳優パク・シフの地上波カムバック…視聴者の反応はいかに?

    容疑が全て晴れたのに「烙印」が押されて、いまだに活動の制約を受けている俳優パク・シフ。

    彼のカムバックの便りに視聴者の視線はまだ冷たい。彼の地上波ドラマカムバックをめぐって放送局と視聴者との間で拮抗とした神経戦が繰り広げられている状況だ。

    もちろん彼のドラマ出演は決定しており、最近台本の読み合せにまで参加したため、これ以上の変数はなくなった状況だが、だからと言って不安要素が全くないわけではない。

    お茶の間相手の特性上、ドラマ放映中には視聴者の声が絶対的な力を持つことも事実だからだ。

    彼が出演するドラマは9月からスタートするKBSの週末ドラマ『黄金色の私の人生』だ。ドラマ『いとしのソヨン』と『華麗なる遺産』で視聴率40%突破の神話を二度も書いたソ・ヒョンギョン作家と『棚ぼたのあなた』を演出したキム・ヒョンソクPDが意気投合した作品だ。

    上流階級への身分上昇の機会を得た女性が、逆に地獄に落ちてその中で幸せを見つける方法を悟るというお茶の間に最適化された(?)素材と名前だけでも一定レベルの視聴率を牽引するほどの制作陣の力量から見れば、いわゆる「人気ドラマ」の条件をあまねく整えていると見ることができる。

    しかし、「家族劇に適していない俳優」という汚名を持つパク・シフの起用が作品の興行にどのような影響を与えるかは、いまだ注目の的となっている状況だ。

    特に今回のパク・シフのドラマカムバックがソ・ヒョンギョン作家が強力に推進した結果だといううわさにより、一部で否定的な世論が造成されているのも事実。

    彼の地上波復帰が議論されるたびに「時期尚早」という意見が圧倒的だったことを考えれば、 「王作家の選択」により実現した彼の出演がドラマに及ぼす影響も多大にならざるを得ないという指摘も説得力を持つ。

    俳優パク・シフの地上波カムバックは紆余曲折の末に実現したが、それによる波紋は続いている。果たして彼は墜落したイメージを回復させることができるだろうか。
  • 毎日経済 Citylife 第588号 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-07-23 08:50:00