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年末に契約満了を控えた少女時代、チーム存続に影響を与える変数とは?

    韓国の芸能界で「少女時代」が持つ象徴は格別だ。

    第2世代のガールズグループの中で現存する最高のチームであり、デビュー以来、一度もトップの座から降りてきたことがない、文字通りK-POPの象徴だからだ。

    また、ガールズグループの限界寿命という7年を超えて10年間活動しているということも独歩的だ。

    KARA、Wonder Girls、4Minute、SISTAR、2NE1などのガールズグループが絶頂の人気にもかかわらず、すべて10年以上の活動を続けることができずにいることだけを見ても最長寿ガールズグループとしての少女時代の存在感は特別だ。

    そんな少女時代が今、選択の岐路に立っている。

    今年の年末が契約満了時点だからだ。

    所属事務所の説明では少女時代のメンバーのうち、半数以上が現在再契約をした状態だと言っている状況。

    しかし、最近ティファニーの米国留学説がふくらみ、テヨンのジャカルタ空港事件のニュースが伝えられて一枚岩のようだった少女時代の活動に異変が生じるのではないかという推測が出回っている。

    しかしまだ、何らかの形で少女時代が存続するとの見通しが優勢だ。

    所属事務所であるSMエンターテイメントの立場からしても当然再契約を通じたチームの維持が絶対的な希望だろうし、少女時代のメンバーたちも現所属事務所以上の条件を担保するだけの企画会社を見つけるのは容易ではなく、すぐに解体につながる可能性は低いと思われる。

    問題はそれでも変数が存在するということ。これまで「まったく信じられない」ような解体を迎えたガールズグループたちにも全く予期していなかった変数が作用した。

    少女時代の現所属事務所であるSMエンターテイメントにしても最高の人気を享受していたグループ東方神起の一部メンバーが訴訟まで動員して離脱した事例があり、根強い人気と安定した所属事務所の支援の条件だけでは満たすことができない何かがあるかもしれないという話だ。

    少女時代の場合も同様だ。トップグループのメンバーとして享受できるものは享受してきたため、活動の範囲と制約を自らコントロールすることができる独立した芸能活動への渇望があるのではないかというもの。

    したがって友好的な雰囲気の中での決別も予想できるシナリオのひとつと考えられている。

    一部のメンバーが所属会社と再契約をしていなくても少女時代の活動はともにすることでチームを存続させる方向の選択が行われる可能性もある。

    少女時代の象徴性を維持しながらお互いに実利を見つける方法で、結構妥当な結論だという指摘だ。

    果たして少女時代は生き残ることができるのだろうか。その選択の時間が刻一刻と流れている。
  • 毎日経済 Citylife 第594号 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-03 09:00:00