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Mnet、KBS2放送局の権力化、「アイドル均一化」憂慮の声
- ケーブルチャンネルMnet『プロデュース101シーズン2』を筆頭にMnet『アイドル学校』、KBS2『The Unit』まで放送メディアが自主アイドル育成番組を続々と制作する中で、放送局の権力化に関する憂慮の視線が強くなっている。
話題の番組Mnet『プロデュース101シーズン2』が生み出したボーイズグループWanna Oneは、歌謡界の「怪物新人」として通じる。デビュー前から巨大なファン層を背負い開始されたWanna Oneは最近歌謡界で最強の力を見せ付けているアイドルグループだ。彼らはアイドルグループとして初めて観客約2万人を収容可能なソウル高尺スカイドームにてデビューコンサートを開き、デビューアルバムの先注文量だけで50万枚を突破した。デビュータイトル曲『ENERGETIC』で音源公開と7つの同時に音源チャートで1位となる記録を打ち立てた。
Mnet『プロデュース101シーズン2』で国内歌謡界の歴史上もっとも華やかなデビューを飾ったWanna Oneは、各種公告モデルとしても出演し人気を立証した。化粧品、制服、製菓、酒類、衣類、簡便決済サービス、モバイルゲームアプリケーションにチキンまで広告界を総網羅し大勢グループであることを証明した。しかし彼らの高い話題性とは違い、実質的な収益分配の問題が妥当なのかに対する疑問の視線が存在する。Wanna Oneの公演、アルバム、公告そのた活動収益はYMC25%、CJ E&M25%、芸能人と各所属事務所が残り50%をそれぞれ分配する。現在マネージメントとアルバム制作業務をYMCとCJ E&Mが分けて担当している。
彼らを独占した放送局の大型化はより大きな問題点として指摘される。放送局はアイドル育成番組を通じて中小企画事務所とともにWinWinするという趣旨を明かしていた。しかし業界関係者たちはこれについて憂慮の視線を送っている。企画・制作・広報・流通過程まですべてひとつの放送局が独占して中小エンターテイメントは単純なエージェンシーに転落する危機状況に置かれたためだ。
韓国マネージメント協会側は「放送が終わり該当歌手たちの放送権を持っていくのが最初の問題」だとし「大企業および放送メディアの音楽産業垂直系列化が強固される」と見つめた。また「番組に出たければ放送局に積極的で好意的な企画事務所となってこそ判断するものであり、そうでなければ放送にそっぽを向かれるという不安感が作られる可能性がある」と付け加えた。
アルバム産業全体から一放送局が企画を独占する場合、音楽の多様性が減る可能性があるという問題点もある。多様なアーティスト中心の作品ではない、大型資本の企画に沿った商品を生産していく可能性が高い。これにあつ歌謡界関係者は「放送局が歌謡市場を独占すれば、企画の多様性がなくなる」とし「どんな歌手を育てるか決定することは所属事務所の役割だ。こういった状況が継続すれば、最終的には大企業の好みに合わせた歌手だけが育成される」と話した。 - シックニュース イ・サンジ記者 / 写真=シックニュースDB | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-17 07:13:00
