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「カネの花~愛を閉ざした男~」初回放送から視聴率10%超えてヒットの兆し

    『カネの花~愛を閉ざした男~』初回放送から大ヒットの兆しを見せた。

    MBC週末ドラマ『カネの花~愛を閉ざした男~』は11日に1~2話を連続放送した。

    初放送から破格だった。平凡な週末ドラマではなかった。

    一瞬も目を離すことができなかった。逆、回想など独特な展開でスピーディにドラマが進んだ。破格的な素材と中毒性の強いストーリー、スタイリッシュな色彩、名品俳優たちの熱演が融合した。

    『カネの花~愛を閉ざした男~』は金に支配されている多様な人間群像の欲望と愛を描く。底辺の人生から大企業(チョンアグループ)の権力家に成長するカン・ピルジュ(チャン・ヒョク扮)を中心に絡み合う運命が繰り広げられる。

    カン・ピルスはチョンアグループの隠された血筋だ。孤児院出身の弁護士としてチョンアグループの法務チーム常務に上る立志伝的な人物。「チョンア家の犬」と呼ばれねたみと嫉妬を受けるが、実情は「主人を飼う犬」という反転キャラクター。

    女性主人公ナ・モヒョン(パク・セヨン扮)は、明るく元気な環境運動家で、運命的な愛を夢見ている。カン・ピルジュと危うい財閥3世チャン・ブチョン(チャン・スンジョ扮)、チャン・ブチョンの秘密の恋人ユン・ソウォン(ハン・ソヒ扮)と激情の渦に巻き込まれる。

    初回放送では主人公カン・ピルジュの現在の姿と過去史、チョンア家の酷い現実、致命的な三角関係の始まりが描かれた。

    カン・ピルジュは自分の欲望のために愛を生け贄に選んだ。初恋相手であり大統領候補の娘であるナ・モヒョンをチョンア家の孫チャン・スンジョと関わらせた。

    犠牲も惜しまない。グループの不正に関連したブチョンの容疑を代わりに被った。チョンア家の実質的な女主人でありブチョンの母親チョン・マラン(イ・ミスク扮)の信頼がさらに深まる瞬間だった。

    この日の放送の1等功臣はチャン・ヒョクだった。まさに狂った演技力だった。復讐心と愛を隠し、冷たいカリスマを醸し出した。欲望に向かい駆け抜けるカン・ピルジュのキャラクターを完璧に消化した。

    パク・セヨンとチャン・スンジョの演技力も際立った。純粋なナ・モヒョンと、危うくも魅力的なチャン・ブチョンのキャラクターに自然と溶け込んだ。イ・ミスクとイ・スンジェなど貫禄の俳優たちのカリスマも視線を引いた。

    興味深い演出と中毒性の強いストーリーも光を発した。破格編成もシナジー効果として続いた。週末ドラマとしては異例的に「毎週土曜日2回連続放送」を選んだ。2時間を一編の映画を見るような雰囲気が演出された。

    『カネの花~愛を閉ざした男~』はニールセンコリア全国基準で初回放送から1話10.3%、2話12.7%の視聴率を記録した。
  • スタートゥデイ チン・ヒョンチョル記者 / 写真=ドラマポスター | 入力 2017-11-12 08:28:20