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「スイッチ」チャン・グンソク、倒れた父親の前で壮絶な嗚咽

    「行くってどこに?!今じゃない!今はだめだってば!」

    去る3日に放送されたSBS水木ドラマ『スイッチ - 世界を変えろ』ではチャン・グンソクの嗚咽がお茶の間を悲しみで染めた。父親と再会したのにすぐにまた別れなくてはいけないサ・ドチャンのすさまじい悲しみが視聴者たちにそのまま伝わった。

    この日の放送でサ・ドチャン(チャン・グンソク扮)はクム・テウン(チョン・ウンイン扮)のすべての悪行を暴露する最後の一撃を準備していた。しかし、計画を進める途中、意外な場所で父親サ・マチョン(ソン・ビョンホ扮)と再会して驚きを禁じえなかった。

    お互いに気づいた切ない再会のシーンを演出する代わりにクム・テウンを倒すという目標だけを共有したまま、父親とクールに別れた彼の姿はまた違うスリルを抱かせた。その一方で父親が手の代わりにはめた義手を見て心配するサ・ドチャンは家族の前ではどうしても弱くなる息子そのものだった。

    これにチャン・グンソクは決して平凡ではない父子関係をリアルに描きながらも、根底には人間の基本的な感情、つまり家族への愛情と関心を表わして切なさを誘発した。

    続いて、父親という心強い支援軍を得たが、クム・テウンも狡猾な策略を企ててサ・ドチャンを迎え、反撃をして彼を当惑させた。その時、救世主のように登場した父親のおかげで死の危機から抜け出したが、代わりにクム・テウンの餌食になった父親を救うことができずにショベルカーの中で泣き叫ぶサ・ドチャンに、見る人さえ胸が締め付けられた。

    特にショベルカーから抜け出してサ・ドチャンが駆け寄り、「父さん」と呼んで嗚咽する場面では視聴者を悲しませた。

    いつも愉快だったサ・ドチャンが父親の前に崩れた瞬間、視聴者も目頭を熱くさせた。

    このようにチャン・グンソクは徐々に感情の振幅を広げながら熱演を見せている。ドラマ序盤からキャラクターが持つストーリーを細かく描いてきた彼の演技は後半部に向かうほどに強烈に視聴者を引き込み、これからの彼の展開に期待が集まっている。

    一方、『スイッチ - 世界を変えろ』は韓国で毎週水曜日と木曜日夜10時に放送される。
  • 毎日経済 スタートゥデイ イ・ダギョム記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-05-04 08:41:15