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最高裁まで行ったノ・ミヌのSMエンタ訴訟…なぜ敗訴したのか

    歌手兼俳優のノ・ミヌが前所属事務所であるSMエンターテイメントを相手に提起した1億ウォン台の損害賠償請求訴訟で最終的に敗訴した。

    大法院(最高裁)2部(主審クォン・スンイル大法官)は20日、ノ・ミヌが「芸能活動を妨害した」とSMエンターテイメントを相手に提起した損害賠償請求訴訟で原告敗訴の判決を下した原審を確定した。

    裁判部は1審と2審で敗訴したノ・ミヌの上告主張に理由がないとし、審理不続行としてこのような判決を下した。審理不続行とは原審の判決が法律に違反したり、不当だと判断された場合などの特定の理由がない場合は審理を進めずに棄却する制度だ。

    先立って2016年、1審裁判部は「提出された証拠だけでは専属契約が無効であるとはいえず、マネジメントを怠ったり妨害したという主張を認めるには不足している」とし、原告敗訴の判決を下し、2審もSMエンターテイメントがノ・ミヌの活動を妨害して損害を与えたという証拠が不足だと原審を確定していた。

    2000年、SMエンターテイメントと契約を結んだノ・ミヌは2004年、バンドTRAXのメンバーとして活動し、5年後の2009年に会社に専属契約解約を通知した。

    以後、2015年にSMエンターテイメントを相手に不合理な契約、不当な待遇、芸能活動妨害などを主張して1億5000万ウォン台の損害賠償を請求した。

    当時、ノ・ミヌ側の法律代理人は「ノ・ミヌは過去17年間奴隷契約に縛られていたことも問題だが、これに抵抗する兆しを見せると、その時からSMエンターテイメントがマネージメント会社として必要なすべての支援活動をストップし、かろうじてSMエンターテイメントを脱出して独立して活動をスタートしたところ、放送局へのノ・ミヌの出演を防ぐなど、いわゆる『SM式の復讐方法』の最初の被害者だったと主張する」というノ・ミヌの立場を伝えた。

    ノ・ミヌは去る2016年10月に静かに入隊し、現在軍服務中だ。7月に除隊予定だ。
  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒャンヒ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-06-20 16:01:03