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韓、新規確定者が2日連続で2万人超か

防疫当局、治療体系を拡大 

  • 今日(3日)から近隣の病院あるいは医院でもコロナ19の検査を受け、在宅治療管理を受けることができる。

    中央災害安全対策本部によると、この日から全国343ヶ所の近隣の病院・医院でコロナ検査・治療を始め、参与する病院・医院は順次拡大する。オミクロン株の拡散で確定者が激増することに備え、近隣の病院・医院級にまで検査および治療体系を拡大し、対応力を大きくしようという趣旨だ。

    昨年のソル(旧正月)連休期間も、確定者数が連日急増した。 2日の午前0時の時点での新規確定者数は2万270人で初めて2万人を超えたことに続き、2日午後9時までに1万7920人が新たに確定し、3日午前0時に発表される確定者数も2万人を上回るものと予想される。

    去る1日までに大韓医師協会が申請を受けたコロナ19の検査・治療を希望する医療機関は計1004ヶ所だ。この中でまず343ヶ所の病院・医院がこの日から診療を開始することになる。

    政府はコロナ19の検査治療体系に参加するこれらの医療機関を、「呼吸器診療指定医療機関」と呼ぶことにした。確定した呼吸器診療指定医療機関のリストは、この日のうちに健康保険審査評価院のホームページに掲載される予定だ。今後、政府はネイバーやカカオなどのポータルサイトの地図でも呼吸器診療指定医療機関を確認できるように措置する方針だ。

    呼吸器診療指定医療機関は一般患者とコロナ19を疑われる患者がともに利用することから、安全な診療環境を設ける準備過程が必要だ。呼吸器診療指定医療機関に指定されるには、コロナ19疑い患者と一般患者の動線を区分し、検体採取のための空間を設けるなどの基準を適用しなければならない。

    すでに動線の分離が完備され、陰圧施設などが設置されている「呼吸器専門クリニック」も、この日から本格的にコロナ19の検査と治療に入る。全国439ヶ所の呼吸器専門クリニックのうちの391ヶ所がこの日から新しい検査診療体系に参加し、残りの呼吸器専門クリニックも施設準備などの過程を経て順次コロナ19の検査と治療を開始する。

    政府は段階的に検査と治療に参与する医療機関を増やし、最終的に地域社会の病院・医院を中心にしたコロナ19への対応体系に転換するという計画だ。

    コロナ19を疑われる症状のある患者が病院を訪れた場合、医師は基本診察をした後に専門家用の迅速抗原検査を実施し、陰性が出たらカゼ薬を処方するなどの一般診療を行う。迅速抗原検査で陽性が出た場合はPCR検査でコロナ19が確認されたかどうかを判断し、確認された場合は患者の在宅治療を管理する。場合によっては経口治療薬を処方することもある。

    医療機関で行う迅速抗原検査は、鼻咽頭の検体を採取する専門家用キットを使用する。医療機関でコロナ19検査を受けた場合の検査費は発生しないが、診察料(医院で5千ウォン)は負担しなければならない。

    この日から新しい検査治療体系に参加する医療機関の中には、診断検査だけを行う病院もあり、検査と治療の両方を行う病院もある。

    選別診療所でも検査を受けることができる。ただし前日までは選別診療所でPCR検査や迅速抗原検査の中から選択して受け取ることができた。しかし、この日からは高リスク群だけがPCR検査を受け、その他は迅速抗原検査を行うことになる。迅速抗原検査は管理者の監督の下で、検査者が自己検査キットで直接実施する。

    PCR検査を受ける高リスク群は60歳以上の高齢層、確定者と密接接触などの疫学的関連のある人、PCR検査を受けなければならないという意見所見がある人、迅速抗原検査で陽性とされた人、療養病院などの脆弱施設の従事者などだ。

    防疫パスとして使用できる陰性確認書は、選別診療所で管理者の監督の下で迅速抗原検査を行い陰性になった場合や、呼吸器専門診療所などの指定病院で専門家用の迅速抗原検査で陰性になった場合に発給され、有効期間は24時間だ。
  • 毎日経済 | チョ・ソンシン記者 | 入力 2022-02-03 06:59:01