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韓、防疫指標が悪化…コロナ死亡者数、最多に
- 一日の新規確定者が17万人をこえるなど、抑えきれないコロナ19オミクロン変異株の拡散とからみあって、防疫の指標も悪化している。
政府は危篤・重症と死亡などの指標が安定的に維持されれば、大きな枠組みでの防疫政策の緩和を重ねて示唆しているが、今年に入って死亡者が最大幅で増加するなど、不安感は大きくなる様相だ。
23日、金富謙（キム・ブギョム）国務総理は政府ソウル庁舎で主宰した中央災害安全対策本部（中台本）会議で「これまでのように確定者数だけを持って恐怖や恐怖感を持つ理由は全くない」とし、「重症・死亡者数を安定的に管理できるという判断が立てば、距離確保などの防疫政策も大きな枠で改編していけるだろう」と述べた。これは最近、確定者の激増傾向に対する懸念が提起されるやいなや、政府レベルで不安感の解消に乗り出したものと解釈される。
防疫当局も長期的な観点から見ると、現在の大流行状況は「エンデミック（風土病）」に向かう過渡期だという分析だ。中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長も、「デルタ変異ウイルスと比較して致命率のかなり低いオミクロンが広がっているのは、日常回復のための肯定的な要因と見ることができる」と語った。
ただし短期的に見たときは3月上旬の頂点到達前後で、危篤・重症および死亡者の絶対数値は増加するしかない。確定者数の絶対規模が大きくなると、危篤・重症と死亡者は増える。実際にこの日の時点で死亡者は99人増加し、昨年の12月31日以降で最大の新規死亡者数を記録した。
在宅治療者が50万人を突破したなかで、保健所の負担も最高潮に達している。一部地域の保健所では防疫以外の一般行政業務を一時中断するなど、業務負担が加重している。キム国務総理はこれに対して「地方自治体の人材の再配置などを通じて6500人あまりを拡充し、今後は中央部処の公務員を一線の防疫現場にさらに派遣する計画」だと述べた。
一方でこの日、食品医薬品安全処は5～11歳用のファイザー製ワクチンの品目許可を出したと明らかにした。 - 毎日経済 | ハン・ジェボム記者 | 入力 2022-02-23 18:00:24
