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手榴弾を手放した訓練兵を助けたキム上士に「真の軍人像」
- 訓練中に手榴弾を離した兵士を助けた陸軍論山訓鍊所の小隊長キム・ヒョンス上士（32、写真）が陸軍の「真の軍人像」勇気部門を受賞した。
キム上士は先月23日、ソン某訓練兵が手榴弾投擲壕にて訓練を受けている中で手榴弾を手放した絶体絶命の瞬間から訓練兵を助け出した。キム上士は手榴弾を離したことも気づいていないソン訓練兵に向かって「壕の中に手榴弾」と叫びながら投擲壕の分離壁を駆け抜けた。彼は丈夫な体格に防弾チョッキまで着ていたソン訓練兵を引き出した後、自分の体で彼を覆った。1秒もせずに手榴弾が爆発したが全員が無事だった。
キム・ヨファン陸軍参謀総長はこの日、陸軍訓練所を訪問して「勇気」という文字が書かれた「真の軍人像バッチ」をキム上士の戦闘服左胸に直接付けて褒賞金を伝達した。キム総長は「全国民の胸を感動させる素晴らしい小隊長キム上士に真の軍人としての資格を与えることとなり喜ばしい」とし「普段から徹底した犠牲精神が体に染み付いているために可能なことだった」と激励した。
ハン・ミング国防部長官も激励の書信を送り、「自身の生命が危機に瀕した状況でもまず部下を考えて体を張ったキム上士は『為国献身軍人本分』の犠牲精神を全身で実践した真の軍人の象徴」だと称えた。 - 毎日経済_アン・ドゥウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-02-05 17:25:31
