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戦闘機の整備代金を横領した空軍の予備役中将

整備業者のロビイストの役割をして、240億を横領することに加担 

  • KF-16戦闘機の整備代金を虚偽に請求して横領した元空軍将星と大佐などが裁判に引き渡された。

    防衛事業不正合同捜査団(団長:キム・ギドン検事長)は、戦闘機の整備業者ブルーニア(Bluenier)の役員を務め、戦闘機の整備代金243億ウォンを横領した疑いで空軍予備役中将のチョン氏(67)を拘束起訴したと16日に明らかにした。合同捜査団はチョン氏と一緒に予備役の空軍大佐チョン氏(58)とウ氏(55)も同じ容疑で起訴した。合同捜査団によるとチョン氏は、空軍下士官出身のパク氏(53)が設立したブルーニアで2008~2012年に会長を務めながら、パク氏が整備代金を横領することに加担した。パク氏がブルーニアを運営しながら横領した整備代金はすべてで243億ウォンに達する。チョン氏は2008~2012年にブルーニアから受け取った給与を縮小申告して軍人年金管理公団から年金2400万ウォンを不正に受け取っていた。彼は2009~2011年にブルーニア事業本部長を、ウ氏は2009~2011年に事業開発チーム長を務め、整備代金を横流しするのに影響力を行使したことが明らかになった。

    合同捜査団は捜査の結果、ブルーニアは元将校を採用し、様々なロビーと情報収集に活用した。

    元空軍将校が空軍、防衛事業庁の幹部を相手に、整備コストや戦闘機の予算情報を収集して、ブルーニアが整備代金を膨らませるために活用したものだ。さらに彼らは防衛事業庁の入札の過程で問題が浮上した場合、もみ消す役割を務めるなど、典型的なロビーイスト活動を行ったことが分かった。実際に部品交換後の廃部品を返却するふりをしながら再度差し込もうと持って来る詐欺行為がばれると、彼らは各自空軍内の先輩と後輩たちに頼んで事件をうやむやにすることに成功したりもしたと合同捜査団は明らかにした。パク氏は事実上、ロビー資金の資本主のような役割をしたが、合同捜査団は今回、パク氏に賄賂供与罪を加えた。
  • 毎日経済 キム・ギュシク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-02-16 17:18:35