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朴泰桓が水泳教室会員として訓練を再開

    国際水泳連盟(FINA)の選手資格停止懲戒中の朴泰桓(パク・テファン)がすべての特別待遇をあきらめて、水泳教室の会員資格で訓練を再開する。

    朴泰桓側は13日、ソウル市松坡区芳荑洞に位置するオリンピック水泳場に会員として登録し、訓練を開始すると明かした。オリンピック水泳場は1988年ソウルオリンピックを行った場所で、国際規格の50メートルレーン施設だ。ノ・ミンサン(59)前水泳国家代表チーム監督が水泳教室を運営している。

    世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の2014年9月3日検査にて、朴泰桓は禁止薬物であるテストステロンが検出された。FINAは今年3月25日、朴泰桓に対して2014年9月3日から2016年3月2日までの選手資格停止処分を下した。

    WADAは「規定違反者が属する国家の競技団体は、該当選手に体育に対する財政支援などの恩恵提供を中断することができる」と明示している。これにより、朴泰桓が以前のように「公共施設」を専用することは難しい。

    これまで朴泰桓側は、「私設プールの25メートルレーンでは訓練することができない」という立場だった。国内公共施設の50メートルレーンを単独で使うことができない状況であるため、「水泳教室会員」として一般人と共に利用する方法を選んだ。
  • MKスポーツ カン・デホ記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr | 入力 2015-05-13 13:18:36