記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > スポーツ

韓国サッカー代表、35年ぶりに年16勝に挑戦

  • 発足1年を迎えたシューティリケ号が35年ぶりの大記録に挑戦する。 「一年最多勝」の記録だ。今年、18回のAマッチで14勝3分け1敗を記録したシューティリケ号は、残りの2試合ですべて勝利を収めた場合16勝3分け1敗で一年を終える。

    ウリ・シュティーリケ監督が率いる韓国サッカーの、今年の残りのAマッチは、来月、ミャンマー・ラオスと対戦する2018ロシアワールドカップアジア地区2次予選だ。ミャンマーとラオスの両方ともに客観的な戦力では韓国よりかなり下であるだけに、難なく勝利する見込みだ。

    年16勝の記録は1980年以来、35年ぶりのことだ。その年の韓国は、国家代表チームが出場した試合で16勝2分け8敗を記録した。当時は16勝1975年、25勝は1978年、24勝は1977年と、20勝に続き歴代第4に該当する記録だった。

    1980年に立てた16勝のうち1勝は同年7月、ポルトガルプロリーグのボアヴィスタを相手に収めた勝利だ。 8敗のうち5敗もまたボアヴィスタ、フランクフルトなどの欧州クラブによる敗北だ。

    16勝を収めたはしたが、国家代表同士が対戦する真のAマッチで収めた成績表として見ることは難しいわけだ。シューティリケ監督は13日、ジャマイカと行った親善試合を3対0の完勝で終えた後、「韓国サッカーの過去をよく知らないが、果たしてこのような記録が以前にもあったのか気になる」と語った。

    勝利を積み重ねていく速度と試合内容もまたカンペキだ。 1980年に16勝をおさめた当時、韓国は26回のAマッチを行った。一方、今年は20試合めで16勝が予想されるという点で、これまでとは比較できないほど急速に勝ち星を築いていっている。

    「主にアジア諸国と対戦した」という指摘だが、これは1980年と比較しても大きく変わらない。 1980年の16勝のうち、アジア諸国ではない相手と対戦した試合で獲得した勝利は、2勝(2月メキシコ戦1対0勝、7月ボアヴィスタ戦2対0勝)に過ぎない。

    今年、韓国が「非アジア」諸国を相手に獲得した勝利は、1980年と同様に2勝(AFCに加入したオーストラリア戦の結果は除く)だ。去る3月31日にニュージーランドを1対0で下し、13日にはジャマイカを下した。試合内容もまたすっきりしている。

    今年、シューティリケ号は18試合で15試合を「無失点」で終えた。

    1980年には26試合中13試合で無失点試合を繰り広げた。最近の競技力だけ維持すれば、残りのミャンマー・ラオス前も無失点が予想されるだけに、無失点試合の記録はいくらでも増えることができるという点から、シューティリケ号の記録行進は11月にも継続される見通しだ。

    残りの2つの戦いのすべてを獲得すると、シューティリケ号は勝率8割で今年を終える。韓国サッカーが一年に勝率8割以上を達成したのは1956年(勝率84.6%・11勝1分け1敗)が唯一だ。
  • 毎日経済_チョン・ソクファン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-10-14 17:09:56