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2016年まであと1日…除夜の鐘の由来は?

    2016年を一日控えて、除夜の鐘の由来に対する関心が高い。

    朝鮮初期であった太祖5年(1396年)漢陽(朝鮮の首都)には夜間外出禁止令が生じて、現在の時間で午後10時、28回の鐘が鳴ったら都城を取り囲んだすべての門を一斉に閉めた。これに、天体を東西南北の4宮に分けて、各宮を再び7等分した28区内の星座の数に応じて夕方の鐘は28回鳴らす。

    五更三点である午前4時になると、通行が可能な時間であることを知らせる33回の鐘が鳴る。都城8門が開く罷漏(むかしの夜間通行禁止解除)だ。仏教で観世音菩薩が衆生を救うために、33天に分身することに基づいて33回鳴らす。宇宙の日月星辰28宿に告げる人定と帝釈天が率いる空の33天に告げ、罷漏は国泰民安を起源する意味が込められている。

    人定と罷漏が鳴っていた鐘楼では、今でも鐘が鳴る。

    鐘楼は今のソウル普信閣。高宗32年(1895年)からそう呼ばれており、今年も12月31日の深夜0時に普信閣で市民が除夜の鐘を鳴らす。

    28日、ソウル市は社会の各分野で、去る一年の希望を伝えた11人の人物を打鐘の代表に選定した。

    一方、除夜の鐘は中東基呼吸症候群(マーズ)を勝ち抜いた江東365ヨルリン医院のチョン・ギョンヨン院長(52)、心肺蘇生法で11人を生かした銅雀消防署キム・ジナ消防長(38)、13年間疎外された子供を助けたソン・テスク氏(48)と40年間、普信閣の鐘楼守りを引き受けた故チョ・ジンホ氏の夫人チョン・ブナム氏(84)などが、新年を迎える鐘を打つ予定だ。フィンランドの公認サンタクロースも打鐘者に選ばれた。
  • スタートゥデイ クォン・インギョンインターン記者/写真=MBN放送映像キャプチャ | 入力 2015-12-31 10:29:24