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世界で2番目のホログラムデモ、平和的に終了

  • 世界で二番目の「ホログラムデモ」として注目されたアムネスティ・インターナショナル主幹「2・24幽霊集会」が24日午後、ソウル鍾路区光化門広場にて開かれた。

    アムネスティ・インターナショナル韓国支部が広場に設置していた横10メートル、縦3メートル大の透明スクリーンに午後8時30分頃「幽霊」集会参加者たちが画面左側から登場した。プラカードを持った参加者たちもおり、マスクを付けて沈黙デモをしたり、花を持って静かに歩く参加者も目を引いた。彼らは映像の中で「平和デモを保障せよ」、「集会の自由は不法ではない」、「市民の権利を保障せよ」などのスローガンを叫んで右側に進んで抜けていった。一部の若い参加者たちは歓声を上げながら自由に踊って歩く姿を見せた。

    行進シーンが終わると約30人が「集会は人権だ」と書かれたプラカードを持って画面の真ん中に集まった。アムネスティ韓国支部キム・ヒジョン事務所長は参加者たちに向かって「韓国にて集会・デモの自由が幽霊となった」と話した。続けて画面は昨年1~10月に韓国で交通不便などを理由に集会を禁止する比率が全体申告対比81.7%に達するという統計、昨年の水鉄砲使用量が前年よりも6倍増加したという統計などを見せた。最後に自身を幽霊と紹介した市民5人が「幽霊集会は今回が最後でなければならず、これからは本当の人間が集会・デモの自由を味わわなければならない」と訴えてホログラム映像が終わった。

    昨年4月にスペインで開かれた「ホログラム・フォー・フリーダム(Holograms for freedom)」に続き世界で2番目に開かれたホログラムデモであるこの日の「幽霊集会」は当初ソウル警察が制裁の可能性を表明し、摩擦の憂慮が生まれた。主催側はこの日の集会を文化祭と申告した。警察が当初これを「ホログラムでもスローガンを叫べば集会とみなす可能性がある」と明かしていた。

    しかし、10数分間のホログラム映像が再生される間、警察が特別な制裁を行うことはなく、集会は平和的に進行された。警察関係者は「関連法律検討結果、ホログラムデモは人ではなく映像であり、スローガンが登場しても文化祭であるとした」とし「現場に集まった市民もスローガンを一緒に叫ばなかったため、集会に変質しなかったものと見た」と話した。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-24 21:38:51