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韓国サッカー代表チーム「10年間で1勝」のイランに勝てるか
- 韓国サッカーが「2018ロシアワールドカップ」の最終予選と、「2016リオデジャネイロオリンピック」本選でまみえる相手チームが来週に決定される。
快調の全勝行進で2018ロシアワールドカップ・アジア最終予選に進出したシューティケ号は、来る12日の午後5時30分(韓国時間)、マレーシアのマンダリンオリエンタルホテル・クアラルンプールで行われる組み合わせ抽選を通じて競争チームが決まる。
2日後の14日夜10時30分には、2016年リオ五輪でメダル獲得を狙う申台龍(シン・テヨン)号が本選の相手を確定することになる。
シューティケ兄もテヨン弟も、第2シードで押される「いばらの道」を予告している。
シューティケ号は去る7日に発表された国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで56位、アジア3位を占めて、日本とともに第2シードを受けた。
第1シードはイラン(42位)と豪州(50位)。これらは力を前面に出したサッカーを駆使する、容易ならざる相手だ。
特にイランは重要な瞬間、いつも韓国の足首をつかむ「目の敵」のようなチームだ。
イランに勝利した記憶は5年前の2011年、アジアカップ準々決勝(1対0の勝利)までさかのぼらなければならない。それ以後は3回の試合ですべて1対0で敗れた。
豪州とはこれまで5試合で1勝2分け2敗を記録し、それさえも互角の形勢だ。シューティケ号は昨年、豪州と2回まみえて1勝ずつ分け合ったことがある。二組に分かれるアジア最終予選では各グループの2位までがワールドカップに進出できるが、「アジア最強」というプライドを守るためには第1シードを得たチームをへし折らねばならない。
テヨン弟はさらに頭が痛い。シン・テヨン号はナイジェリア、ホンジュラス、イラクとともに第2シードた。去る1月の2016アジアサッカー連盟(AFC)U-23選手権で、日本に2対3で逆転負けしたことが痛恨の結果をもたらしたという分析だ。
日本は開催国のブラジル、アルゼンチン、メキシコとともに第1シードを獲得した。
同じ大陸国家を同じ組に割り当てない規定上、韓国は無条件で「強豪」ブラジル、アルゼンチン、前回大会で優勝したメキシコなどのチームにまみえることになる。
もし第3シード(スウェーデン、フィジー、ポルトガル、南アフリカ共和国)と第4シード(コロンビア、アルジェリア、デンマーク、ドイツ)でヨーロッパ勢まで一つの組に含まれるなら、「死の組」に分類される可能性も排除できない。
ウリ・シュティーリケ監督とシン・テヨン監督は、それぞれの組み合わせ抽選会に直接参加する。
シン監督は相手が決まり次第、23歳以上のワイルドカードの選手を確定する計画だ。 - 毎日経済_イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-04-08 19:31:52