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水泳パク・テファン、リオデジャネイロオリンピック代表のリストから除外

    18カ月ぶりに復帰した朴泰桓(パク・テファン / 27)が2016リオデジャネイロオリンピック代表名簿から抜けた。

    大韓水泳連盟管理委員会は11日午前、ソウル松坡区オリンピック会館の大韓体育会で、リオデジャネイロオリンピックに出場する競泳代表22人(男子11名・女子11名)を発表したが、その中に朴泰桓の名前はなかった。

    実力が足りないからではない。連盟管理委員会が基準にしたのは、2月に行われた国家代表1次選抜と4月に行った第2次選抜の成績だ。2次選抜戦を兼ねた東亜水泳大会で復帰した朴泰桓は自由形1500メートルをはじめとし、自由形200メートル、400メートル、100メートルで順番に優勝した。

    しかし、ドーピング違反で競技団体から懲戒を受けた後、3年が過ぎていない者は国家代表になることができないという大韓体育会の規定が、朴泰桓の足を引っ張った。朴泰桓は2014年9月に実施した禁止薬物検査で陽性反応が現れ、18カ月間、選手資格停止処分を受けた。

    大韓体育会の規定が二重処罰という世論もあったが、同日、競技力向上委員会で委員長に選任されたチェ・ジョンサム泰陵選手村長は「大韓体育会が朴泰桓選手のために規定を改正しなければならない理由はない」として、朴泰桓のオリンピック出場の可能性は事実上希薄になった。

    リオデジャネイロオリンピック最終エントリー登録の締め切りは7月18日。それまでに朴泰桓が五輪出場のために国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴などの強硬策を選択するのかに視線が集まっている。
  • 毎日経済 イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-05-11 17:04:44