記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > スポーツ

オ・スンファン、MLBデビュー後初の抑え投手…やはり強心臓

  • 抑え投手(クローザー)を任せられるためには、実力に加えて強い心臓が必要だ。「終盤王」呉昇桓(オ・スンファン、34、セントルイス・カージナルス)は、米国プロ野球メジャーリーグ(MLB)でも抑え投手で出場して強心臓を誇った。

    オ・スンファンは29日(韓国時間)、米ミズーリ州カンザスシティのカウフマン・スタジアムで行われたカンザスシティ・ロイヤルズとの遠征試合で、MLBデビュー後に初めて抑え投手として出場した。去る25日のシアトル・マリナーズ戦以来4日ぶりに登板したオ・スンファンは、9回裏にマウンドに上がって1イニング2安打1四球無失点でセントルイスの8対4の勝利を守った。

    長いあいだ休んだためか、完璧な投球ではなかった。最初の打者を四球で送り出したオ・スンファンは安打2つを許し、1死満塁の危機にまで追い込まれた。しかし、揺るぎない「石仏」の面目が明らかになったのもこの時点からだった。オ・スンファンはカンザスシティ・ロイヤルズの中心打線アレックス・ゴードンとエリック・ホズマーをそれぞれファウルフライとゴロで処理し、自分がまねいた危機を自ら解決した。点差が大きくてセーブは記録できなかったが、防御率は1.62まで低下した。

    韓国と日本で通算357セーブをあげた「終盤王」の姿を米国で再現したオ・スンファンは、捕手のヤディアー・モリーナとのハイファイブで試合終了を宣言した。 「守護神」トレバー・ローゼンの不振で得た一時的な抑え投手だが、現在のセントルイスのブルペン最高の「信頼マン」であることを立証したわけだ。

    今季38試合39イニングに出場して2勝14ホールドを記録しているオ・スンファンが、いくつセーブを記録できるかにも関心が集まる。

    この日、金賢洙(キム・ヒョンス、28、ボルチモア・オリオールズ)と李大浩(イ・デホ、34、シアトル・マリナーズ)もオ・スンファンの抑え投手デビューを祝うかのように、並んで熱い打撃感を披露した。

    キム・ヒョンスは、米国カリフォルニア州サンディエゴ・ペトコパークで行われたサンディエゴ・パドレスとの遠征試合で8番打者として先発出場し、シーズン2号本塁打を含めて3打数2安打3打点2四球で4回も出塁し、ボルチモアの11対7勝利を導いた。

    不慣れな打順だったが、キム・ヒョンスは気にせずにシーズン第2の本塁打を放ち、打率は0.347で出塁率は0.438にまで引き上げた。

    イ・デホも米国ワシントン州シアトルのセーフコ・フィールドで行われたピッツバーグ・パイレーツとのホームゲームで、5番打者兼一塁手で先発出場した。姜正浩(カン・ジョンホ、29、ピッツバーグ・パイレーツ)が休息をとったため真っ向対決は不発に終わったが、イ・デホは3打数2安打1四球で活躍した。試合はシアトル・マリナーズの5対2の勝利に終わった。
  • 毎日経済_イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-29 17:22:38