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射撃チン・ジョンオが五輪3連覇…リオ五輪

    チン・ジョンオ(秦鍾午)がオリンピック射撃の「生きた伝説」となった。射撃史上初の3連覇の主人公となった。

    7日、10メートルエアピストルにて5位に留まったが、今回は揺らぎなかった。射撃オリンピック決勝は、総20発中8発を撃って最下位の8位を落とし、その後2発ずつを撃ちながら最低点を一人ずつ脱落させる方式で行われる。中国選手が最初の脱落者となる、ハン・スンウさえも脱落したがチン・ジョンオは息を整えてひたすら的だけを見つめた。

    チン・ジョンオは連続する負傷と離婚、スランプなどを乗り越えて今回の金メダルを通じて人間勝利の標本を見せた。高校1年のときに射撃に入門したチン・ジョンオは、翌年交通事故に遭い左側鎖骨を骨折、慶南大時代には右肩を負傷した。5センチの金属ピンを体に埋め込んだために空港の金属探知機に立てば警告音が鳴って停止させられたりもした。しかし射撃に「狂った」彼は病室でも天井に的を付けて照準訓練をするなど、練習を止めることはなかった。

    2004年以降、オリンピック四度目の挑戦にして金メダルなどメダル6個を獲得(金4・銀2)したチン・ジョンオの銃は錆びることはない。満足を知らない彼は41歳で2020年東京オリンピックに照準を当てると明かした。
  • 毎日経済=チョ・ヒョソン記者(リオデジャネイロ)、ムン・イルホ記者(ソウル) / 写真=オリンピック写真共同取材団 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-11 01:41:55