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金福酒、60年間「結婚予定の女性を強制的に退社させてきた」

人権委の調査結果が事実に…賃金・休暇も差別 

  • 結婚する事務職の女性を強制的に退社させて、議論を起こした大邱(テグ)地域の酒類業者金福酒(クムボクジュ)が、創業以来数十年間、性差別的雇用慣行を続けてきたことが分かった。金福酒は強制的な退社だけでなく、賃金と昇進、さらには慶弔休暇などの問題の大小かかわらず人事運営制度全体で女性を差別してきたことが明らかになった。

    国家人権委員会(以下、人権委)は24日、金福酒、慶州法酒、金福開発とそれらの持株会社である金福ホールディングスなどの4社の性差別的雇用慣行に対する職権調査を実施した結果、このような内容を確認したと明らかにした。

    先立って、人権委は業者の広報チームに勤めていた女性従業員Aさんが、「結婚を理由に女性従業員の退職を余儀なくされた」という真情を提起することにより、去る3月から職権調査に着手した。

    調査の結果、金福酒は1957年の創立以来、60年間結婚予定の女性従業員を例外なく退社させてきたことが明らかになった。 1987年に制定された男女雇用平等法は、女性労働者の結婚を退職事由にする勤労契約締結を禁止しており、これに違反した場合、雇用人は5年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金刑に処することになる。人権委はこれらの企業に公平で男女平等な人事運営の基準を設けて実施することを勧告した。
  • 毎日経済 ヨン・ギュウク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-24 17:31:51