記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > 事件事故

忠清北道報恩の乳牛農場で口蹄疫が確診される

全羅北道井邑でも口蹄疫の疑い申告 

  • 今年の冬、初めて口蹄疫の疑いの申告が受理された忠清北道報恩(ポウン)郡の乳牛農場に、口蹄疫の最終確定判定が下された。

    農林畜産食品部は6日、農林畜産検疫本部が前日に疑いの申告が受理された忠清北道報恩郡の乳牛飼育農場を精密検査した結果、口蹄疫が発生したことを最終確認したと明らかにした。

    口蹄疫は、牛や豚、羊、ヤギ、シカなどの蹄が2個の動物の口と蹄周りに水ぶくれが生じる急性家畜伝染病で、死亡率が最大55%に達する。伝染性が強く、飼料や水、空気を通じても伝播するが、ヒトはまだ感染した事例がない。

    該当の農場は195頭を飼育する農家で、農場主は乳牛5頭の乳首から水泡が発生したことを確認し、忠清北道報恩郡庁に申告した。これにより、防疫当局は口蹄疫の危機警報の段階を「関心」から「注意」に格上げし、この農場で育てている乳牛195頭をすべて殺処分した。また、半径3キロ以内の有蹄類の農場(99農家約1万頭)に対しては移動制限措置を下した。

    忠清北道報恩の乳牛農場で今年の冬、初めての口蹄疫感染の判定が出たのに続いて、全羅北道井邑(チョンウプ)でも疑いの申告が受け付けられた。該当の農家は韓牛48頭を飼育しており、該当の農場主は飼っていた牛の口部分から口蹄疫の疑いの症状が見られ、当局に申告したと伝えられた。これにより、口蹄疫が非常に急速に拡散するのではないかという懸念が出ている。口蹄疫が発生したのは、昨年3月29日に忠清南道洪城(ホンソン)郡で最後に発生して以来11ヵ月ぶりのことだ。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-02-06 09:29:51