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トランプ米大統領、セーフガード予告「韓国製洗濯機が産業を破壊」
- ドナルド・トランプ米国大統領は、「韓国が洗濯機を米国にダンピングし、一時は良い雇用を作っていたわが国の業界を壊している」と述べた。
トランプ大統領は17日（現地時間）、ロイター通信とのインタビューでこのように明らかにし、韓国製の洗濯機に対するセーフガード（緊急輸入制限措置）の発動を予告した。米国の国際貿易委員会（ITC）が昨年11月、サムスン電子とLG電子の洗濯機に対するセーフガード勧告を提出した状態であり、トランプ大統領は来月2日までに最終決定を下さなくてはならない。トランプ大統領のこのような発言は、中国の知的財産権侵害に対して大規模な罰金を課すという意志を明らかにする過程で出てきた。
トランプ大統領は、「我々は中国との良好な関係を持ちたい。北京は米国に公正に接する必要がある」とし、「中国に対する貿易措置をまもなく発表するつもりであり、来る30日の一般教書演説で取り上げる」と予告した。これとともに「中国だけの話ではない。中国はただ最大の国であるだけだ。すべてが該当する」と警告した。
鉄鋼、アルミニウム、太陽光パネルなどに対する米国の措置によって、国家間の貿易戦争が発生する可能性があるかという質問に、トランプ大統領は「そうは思わず、そうならないように願う」としながらも、「貿易戦争が発生した場合はどうしようもない」と可能性を排除しなかった。
インタビューに同席したゲイリー・コーン国家経済委員長は、「中国が中国でビジネスをする米国企業に知的財産権を強制的に移転するようにする慣行について調査を開始した」とし、「米国通商代表部（USTR）でまもなく勧告を作成するだろう」と付け加えた。トランプ大統領は北米自由貿易協定（NAFTA）と関連しても「廃棄するかもしれない。もしそうなれば多くの人が不便がるだろう」と述べた。
トランプ大統領はこの日のインタビューで北韓の問題と関連し、「金正恩（キム・ジョンウン）北韓労働党委員長と対話のテーブルに着くだろう」とし、「しかし対話しても問題を解決できるかどうかは自信がない」と述べた。大統領は続けて、「これまで25年のあいだ対話をしたが、北韓は歴代大統領を利用するだけだった」と付け加えた。
平昌オリンピックを契機に実現した南北高位級会談については、「歓迎する。問題解決の端緒になることを期待する」と肯定的に評価した。
しかしトランプ大統領は「北韓のミサイルはまだだが、ますます米国本土を打撃できる能力に近づいている」とし、「平和的な方法で問題が解決されることを望んでいるが、そのようにならない可能性も非常に高い」と憂慮した。
対北先制攻撃を検討するのかという質問には、「自分のカードを見せたくない。我々は非常にむつかしいポーカーゲームをしている」とし、回答を避けた。
中国の役割については、「北韓の交易の93％が中国を経由して行われる」とし、「彼らは非常に多くのことをしているが、さらに多くを行うことができる」と指摘した。そして「ロシアは全く助ようとしないだけではなく、むしろ中国の空席を埋めて北韓が制裁を回避することを支援している」と非難した。
サラ・ハッカビーサンダース ホワイトハウス報道官はこの日の定例ブリーフィングで、南北選手団が平昌冬季オリンピックの開会式に共同入場することにしたことと関連し、「私たちはこの経験が北韓と北韓の選手たちに、そっと自由の味を見せて影響を与えることを望む」と述べた。 - 毎日経済＿ワシントン＝イ・ジンミョン特派員 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-01-18 18:09:36
